カテゴリ:実践ビジネス力
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 回顧録 37才の迷いと悩み [2] 【 Renewal 】 以前は何万人もの社員が居る会社に居ましたから…………。 ひとつの工場だって何百人も人が居ます。 一度の合理化人員削減の規模にしたって、 何十人というものも珍しくありませんでした。 中小企業なら、10年位かけて採用するような数です……。 金額の感覚にしたって、上申書や稟議書の金額の欄の 単位は『百万円』で、35とかけば35,000,000円の 事だった訳です。 新しい会社では、精々、35,000円か、場合によっては、 35円の事なんですよ……。 職場が変わって一年もやっているのに、 なかなか結果が出ず、 何が何だか分からなくなっていた時期だったんです…………。 ------------------------------------------------------ というのも……、 日常の活動はそこそこうまくいっていて、 お客様との関係も良好だし……、 提案の案件にしてもお客様は真剣に検討して頂いているし、 対応しているお客様の数もかなりあったし、 どこに行っても、 良くやってるねぇ……と誉めてもらっていましたし、 まあ……営業の『カツドウ』としては順調だったわけですよ。 (……今にして思えば、この順調感が錯覚だった訳ですが) ただ、肝心の売上げに一件も結びつかないという、 悲惨な状況でした……。 営業は「売上げ」こそがポイントです。 営業成果や、数字に対する感覚のズレみたいなものを、 親しいお客さんが飲み屋のカウンターなんかで 注意してくれてはいたんですが…………、 実感として理解しきれていない段階だったのでしょうね。 頭では理解できているように思っていても、 実感として体感していないから、 生活習慣のレベルまで来ないといった状況で、 他人から見れば、とてもチグハグな人間に見えたと思います。 2~30万円という言葉や、 5~6人という言い方を連発して、 冷たい視線を浴びている事なんて分かりもしませんでした。 ホントに……、 この事でバカにされている事なんて……。(-_- ) 今はもう亡くなられた、とある社長さんから、 注意して頂いた事を……懐かしく思いだします。 ……関西出身の方でした。 行き付けの小料理屋で……。 「あんたさっきから、二、三十万円とかなんとか、 いい加減な数字言うとるけどなあ、 20万と30万では、10万円違うで……」 「……(゜_゜)?」 「あんたの商売、利益率なんぼや? えっ? なんや意識してやってないんか? ……まぁ良いわ、5%とかそんなもんやろう……。 10万円の利益出そう思うたら、なんぼ売らなあかん……? 200万円や。 あんたの商売で、200万円は簡単か? 小さい数字か?……誤差の範囲か? 」 「……(+o+)!!!」 「………まだ、そうやないやろう? 二、三十万円などという言い方をしとる内はひよこやな。 5~6人言うんも一緒やで、一人違うたら、わしら大変や。 一人雇うたら年間なんぼ要る?300万ってみたって 年間6,000万売らなあかん。 大変な額やでぇ。なっ、分かるか………?ん…? そんな、感覚やったら誰もあんたを信用せえへん……」 今でも、生の声が聞こえてきそうな懐かしい話です。 <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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