テーマ:癌(3550)
父が「悪性リンパ腫」と告知されたのは昨年の6月。
ただ鼻がつまるからと耳鼻科を受診したら、 大きな病院を紹介しますからと言われた。 まさかそんなことで「ガン」であることは全く想像つかないし、 そういえば風邪がなかなか治らないとか腰痛もよくならなかった。 幸い初期の段階であり、リンパ腫には抗癌剤も効くので、 80パーセントの確率で治るでしょうと言われていた。 他にはどこにも転移が無く、 集中して鼻空に放射線を当てるだけでほとんどが消えていました。 しかし再発をふせぐためにということから抗癌剤を3クールすることに。 そして寛解ということになった。 今思えば大学病院での治療は機会的にすすめられていて、 父のリンパ腫の型がめずらしいものであることや、 完治は難しく再発する確率も高いということなど、 ちゃんと詳しい説明をしてくれることも無かった。 私たちの知識や情報不足ももちろん悪かったと思います。 「寛解」に喜び、みんなでお祝いの食事会が終わってすぐに知らされた、 「再発」という言葉に最初に告知された時よりも大きなショック。 それも今度は命にかかわる難しい治療だと知る。 あのときほど肩を落とした父は見たことがなかった。 悔しくて悲しくてネットや本などいろんな物から情報を収集した。 もっとちゃんと病気のこと知りたい。どんな治療がいいのか知りたい。 同じ病気の方がどのくらい生存されているのか知りたい。 毎日、肩こりと闘いながらパソコンに向かい、 少しでも情報になることはすべて印刷して取っておいた。 この情報を収集する作業はほんとうに大変でした。 何をみていいのか、どこにそれがあるのか全くわからないのですから。 ただひたすらに検索の連続でした。 この冬の大雪は心をもっとしめつけるようでした。 風邪を長引かせていて、ストレスから皮膚炎がまた出てきたり。 季節はかわったけど。。。まだ春遠しですね。 今日はちょっと振り返ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 23, 2006 10:37:24 AM
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