藍夢わ～るど　～育児・ハンドメイド～

今日は、私の祖父の命日でした。
名前は、1月1日生まれなので、一一（かずいち）さん。

おじいちゃんが亡くなったのは、
ちょうど今から9年前。
2001年の今日・・・（今夜）でした。

亡くなる1年前のひな祭りに、倒れてから
仕事帰りや休日に
おじいちゃんのお見舞いに行ってました。
何度か、具合が悪化して危篤だー！
ってなったりしたけれど、
さすが、わたしのおじいちゃんは、かずいちさん。
倒れてから、1年と1日を生きて
天へと召されていきました。

小さいときは、なんだかとっても近寄りがたく
いつもおばあちゃんと話してばかりいました。
おじいちゃんといっぱい話せるようになったのは
高校生くらいかな。
おじいちゃんは、とても私のことを気にかけてくれ
私が高校から帰ってくる時間帯に
駅の方へ散歩していて
よくバス亭でお話したっけなぁ～。
遠くから、おじいちゃんの姿見つけると嬉しくて
就職が決まったとき、
　『いい会社に決まって良かった。
　　続けなくちゃいかんよ！』って言ってくれたね。
本当は、大学にいきたいんじゃないかって心配して
　『大学に行きたいなら、おばあちゃんが貯めたお金があるから
　　行かせてあげるよ』
って、言ってくれたね。

私はおじいちゃんたちにお金を出してもらうなんて
出来なくて、就職難だと言われた時代だったので
お金がかからないように、就職選んだっけな。。
自分で就職口探したとき、見つからなかったらぁ。。。
なんて考えたり、勉強がいやだったり・・・
早く大人になってお金が欲しかったりしてね・・・

とにかく、おじいちゃんが就職を喜んでくれたこと
とっても嬉しかったよ。

おじいちゃんが亡くなった日。
49日を数えると、私の結婚式の日で
結婚式を延期は出来ないからって、1週早く
49日させてもらったよね。。。
おじいちゃんが倒れてからの1年間は、仕事があったり
婚約したりで忙しかったなぁ・・・
結局おじいちゃんには、結婚するよ！って
言うタイミングが掴めず
棺の中に、ウエディングドレス姿の写真を入れたっけ。

そうそう！亡くなる前日も危なくって
それでも、福岡で家族の顔合わせする日になっていて
心配しながら、福岡で食事したっけなぁ～。
おじいちゃんなら、きっと待ってくれるって思いながら
行く前に顔を見てから、福岡へ行ったなぁ～。
まぁ、結婚が決まったのも急だったからねぇ～。
パパの家族もそんな状態だから、延期しましょうか？
って話になったり・・・

思い出せば、いろいろあるけれど
私はね、おじいちゃんが一度だけ買ってくれた
パイの実が忘れられないよ。
　
お兄ちゃんの分と1個ずつ
買ってくれた、あのお菓子・・・
今でも、忘れない。
二人だけでスーパーに行って買ってくれたんだよね。
そして帰り道、
『プール習わないか？』って話してくれて
戦争のとき、泳げたから帰ってこれたこと
話してくれたね。
おじいちゃんちの近所にプール教室が出来たから
通うなら、毎週迎えに行ってやるって言ってくれた。

そんなことを思い出しながら
おじいちゃんのこと、今でもね
えりまゆに話すんだ。。。

『愛理のひいおじいちゃんはねぇ・・・』って
愛理はね、とってもひいおじいちゃんに会いたがってるよ。
ひいおばあちゃんにも・・・

長生きの昨今、あと少し生きてくれていたらって
思わずにはいられないけれど
でもね、きっとおじいちゃんとの思い出は消えないから
これからも大事にしてくね。。。

週末にでもお墓参り、行くね。