テーマ:動物愛護(608)
カテゴリ:すみれの母の思い
昨日に続いて、父母が衆議院TVを見に行く。
今日も環境委員会があると聞いた。もう、動物愛護法の話は終わりなのだろうか? ビデオライブラリを見ると、環境委員会の収録時間は1時間32分。 しかし、案件は 環境保全の基本施策に関する件 湖沼水質保全特別措置法改正法案(162国会閣69) とあった。動物愛護法の審議は、環境委員会では、もう終わりらしい。 もちろん、環境保全・湖沼水質保全も、とても大事なことだ。 しかし、今日の委員会には環境大臣も出席し、1時間の質問時間をもらった委員が いるのに対して、去る3日のたった3分間の委員会が、悔しかった。 父の「(動物愛護法の議案は)もう本会議に行ったかもしれないな」のひとことに、 あわてて母が本会議のページを開く。収録時間 17分 とある。 果たして、父の予想通り、本会議の案件に 動物愛護・管理法改正法案(162国会衆20) とあった。 早速、環境委員長の発言を再生する。所要時間 03分 とあるのが気になるが… 議長に趣旨弁明を許された環境委員長が壇上に立つ。 環境委員会での説明と同じ内容の文が読み上げられる。 「何とぞ、御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。」 の一言を最後に、委員長は議長に一礼し、壇を下りた。 いや、速くなくていいから、今度こそしっかり審議して…! そう願いつつモニタを見る母の前で、議長が告げた。 「採決いたします。本案を可決するに御異議ありませんか。」 …半分あきらめてはいたが、やはり、悪い意味で予想通りの展開だった。 趣旨弁明から採決の間に、ひとことの審議もなかった。 そして、本会議では、起立すら取らなかった。 ほんの数秒の間。いくつかの「異議なし」の声。 「御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。」 これだけ…。 母は、全身の力が抜けるのを感じた。 「これ、本会議だもんね。これで、もう、衆議院通っちゃったんだよね?」 「うん」 「…委員会通るよりも簡単に、こんなにあっけなく…」 母は、歯がゆさを隠せない。 自分に何もできないことも、こうした会議をしている国会議員を選出したのが 他ならぬ自分自身の一票の責任であることも。 以下に、国会会議録検索ページより、同日の本会議の議事録のURLを紹介する。 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0001/16206070001028a.html 愛護法改正法案が参議院でどうなるか、引き続き見届けたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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