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2013年04月02日
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お練りをTVで見て「いよいよだ~」と盛り上がったものの 30~31日とケロ2のお伴で大阪へ「ジャニーズワールドの感謝祭」に出かけて疲れてしまい2日が初日というのも頭から消えていた(自分でもびっくりびっくり)のをスケジュール帳を見て確認しました。それでもバスで東京が近付くとワクワクダブルハート

ただ雨(と渋滞)でいつもよりバスが遅れて(いつもは10時半頃霞が関到着)10時45分頃ようやく霞が関に到着。49分という地下鉄に乗って歌舞伎座へ。扇千景さんがいらっしゃるのはすぐわかりましたが、梨園の奥様方やご贔屓さんたちの着物姿の横をすっ飛んで「間もなく開演です」の声々を聞きながら 緞帳が上がっていく中 手前座席の方々の「早く!早く!」にせかされてようやく自分の席に着席しましたウィンク

壽祝歌舞伎華彩
ひとしきり「春の君」染五郎と「女御」魁春が踊ってから 「鶴」藤十郎の登場。
本当に藤十郎さんは年齢を感じさせない人外のお人(!)でした。
その後ろで踊る松也くん壱太郎くんのカップルに目が釘付け目がハート
今月の演劇界の藤十郎さんインタビューによりますと 当初はその予定ではなかったものの演出を再考して 若手にも舞台に上がってもらうことになったそうです。
こけら落としの最初の演目で舞台に立つ 若手の出演者には感慨深いものが残るに違いありません。

お祭り
TVでも再三流れたのでみなさんご存知のことでしょうが サプライズの七緒八くんの初お目見えとなりました。いや~ 本当に可愛かったです目がハートそしてずっと大人しく床几の上に腰かけていられる2歳児って!!(七之助が気をかけ 背中に手を添えたりしてましたが)
お祭りの幕が開いたとき なかなか鳴りやまない拍手で、それを聞きながら「あぁ~、本当は勘三郎がここにいるはずだったのに・・・」とどうしても思わざるをえなくて 同時に平成中村座での「お祭り」を思い出したりしてました。「待ってました!」「待っていたとはありがてぇ~」という大向こうとの通常のやりとり(?)ではない「お祭り」涙ぽろり
三津五郎の「18代目も喜んでいると思います」には涙腺が・・・
中村屋贔屓らしかった隣のグループの方々は号泣してました。
奥の床几では小山三さんも舞台にいて現役最長老役者と最年少との共演となり きっと小山三さんも感無量だったと思います。
幕切れでは お客様にも挨拶した七緒八くん ちっちゃな左腕を後ろへまわして形を作ってきまるのが微笑ましかったです。

熊谷陣屋
玉三郎が腰高といわれるのは昔からでそのことを知ってはいたのですが 今回はまざまざと「本当だ」と・・・足の調子が悪いのか段を降りる時も「危ない!」と一瞬ひやっとするような感じでした。玉三郎は歌舞伎座建て替え期間中 歌舞伎への出演がなかったことが裏目に出たような気がしました。口説きの場面で特に感じたのが 演技の生々しさでした。前列や右隣りの観客はハンカチを手にしていたのですが 私は母の嘆きを感じるよりは「うわぁ~、リアルすぎてちょっと勘弁」になってしまって(苦笑)時代物の歌舞伎という枠から逸脱しちゃってるように感じられてしまいました。
吉右衛門の熊谷が時代物の熊谷の王道とするなら、それとは方向性の違う相模というか・・・
吉右衛門の熊谷 玉三郎の相模と並ぶと 菊之助の藤の方は当然ながらいかにも若くて。

印象的だったのは 仁左衛門義経が熊谷に小次郎の首との別れをおしませる場面で義経が熊谷に顔を背けていたことでした。「あれ?今までの義経の役者さんってここどうだったっけ?」と。熊谷に対する義経の情というのも感じられる演じ方かな と思いましたが初日を観た保先生の劇評にも顔を背けることについての言及がありました。
歌六の弥陀六もきちんと勤めている印象でしたが それぞれはきちんと自分の目指す(?)方向に演じていたけれど 全体としてみるとうまくかみあっていないという感じがした一幕でした。(ソリストの芝居ばかりでハーモニーまで考える余裕などないという感じ?)
初日ゆえでしょうか?後日もう1度観る機会があるのでその時にどう感じられるか楽しみです。

報道陣も多くて歩きにくかったので中の探検は後日にしましたが 以前の歌舞伎座の雰囲気と変わらないのが懐かしく 歌舞伎座って観る側にとっても特別な劇場なんだとしみじみ感じました。






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最終更新日  2013年04月10日 00時30分36秒
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