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テーマ:旅行記(510)
カテゴリ:旅行記
昨日の夕方、TVをながら見していると聞いたことのない音で地震速報が
それと同時に外から聞こえた防災アナウンス ここも強い揺れが来るとのことですぐ逃げられる態勢でいたんですけど、それほどではなくて一安心しました (震度3はあったみたいですけども) でも九州の縁のあるたくさんの土地で強震度だったので詳しい被害が心配だし、今後の南海トラフも不安が募ります・・・ あ。逆流症、一昨日は一旦悪化したけど昨日は全く大丈夫でした! 治った・・・かちら? あと昨日の記事がいつもの6倍のアクセス数だったんですけどなぜ??? 仏像好きって実は多いんですかに??? さて。 本日からGWに旅した出雲のレポ始めますぅ 旅程を調べちうに見逃せないことを発見! 往路で使う高速の近くにずっと行きたかった場所がある・・・ 一度高速を降りなきゃいけないので損になるし隊員は全く興味ないだろうけどお願いを( ̄人 ̄) 「いいよ~行こう~(^ω^)」と言ってくれたのでウキウキハッピー(古) 『三次もののけミュージアム』 三次は広島県のかなり北部にあるので広島市内の実家に居る時もあまり行ったことないんですよねぃ でも5年前に開館の知らせを聞いた時は「絶対に行く!!」と誓っておりました 思いてた通りあちこちに妖怪があふれた素敵空間でしたよぅ 入館待ち列用のシールが河童の足跡🐾 木彫りのベンチに尼彦 注意書きもエッセンス効いてるw エントランスホールのデジタル妖怪大図鑑、ひトリだったら長時間かけて見てたと思ふ (※画像お借りしました) 展示は特定の場所以外はまるっと撮影OK 入ると目の前のデジタルスクリーンで化け猫が踊っておりました ね~こじゃねこじゃ 大絵師たちの作品も沢山ありましたよぅ 【江戸の花 名勝絵】 三代歌川豊国 文久3年 「江戸の名所をその地にゆかりのある歌舞伎の演目や人気の歌舞伎役者と共に紹介したシリーズ物の錦絵。本作では江戸が舞台の怪談『四谷怪談』ゆかりの地と登場人物が描かれています。火の玉が4枚にわたって尾を引いて飛ぶ、見応えのある構図となっています。」 【新版妖怪飛巡双六】 江戸時代 【妖怪根付】 江戸時代~明治 根付ってなかなかのお値段しますよねぃ 小娘時代すごく欲しくて、でも買えなくて ずっと好きな彫り師さんの作品をチェックしてたんですけど、今やお名前も覚えておらず😅タハハ 白蔵主(狐の妖怪)、かっけぇぇぇぇぇ!! 【人面草紙】 斎藤月岑 文政10年頃 「肉筆の絵入り本で、描かれているのは異形の人面キャラクターです。『江戸名所図会』で知られる江戸時代後期の著述家・斎藤月岑の戯作と考えられます。作者の体験にもとづいた出来事や江戸市中の年中行事、郊外への遊興の様子などが人面キャラクターの活動として、自由気ままで時に滑稽に強調された筆によって描かれています。」 愉快愉快 ꉂꉂ( ̄∇ ̄) しぼんだ小籠包みたいwww 細かい簾が下がっていて隠し部屋のようになっており、誰からも気付かれてなかった幻獣コーナー 描かれた幻獣たちを造形しており、なかなかの不気味さw 妖怪大好きでも気持ち悪い造形なことは分かるにょ 上画像の手前、クリーム色のウーパールーパーみたいな造形物は天保4年に谷中に落ちてきたという幻獣れす 元となったのは【怪奇伝承図誌】 本山桂川 昭和19年 「さまざまな古書や記録から集めた奇怪な出来事が挿絵付きで紹介される肉筆本。」 その隣は文政6年に江戸築地の鉄砲洲にあった細川家の屋敷に落ちてきた幻獣 元となったのは【異獣之図】 江戸時代 怖えぇぇよ またその隣は享和元年に安芸国五日市(元・広島県佐伯区五日市)の塩釜に落ちてきた雷獣 元となった資料は複数存在するそうなり こりもなかなかの気持ち悪さ😅 それにしても実家の隣の区の出来事なんですけど・・・ 雷獣が落ちてきたなんて話、聞いたことないにょ~ 件(くだん)は絵葉書の写真や造形もたくさん 「件の像として伝わっていた木彫像。件は予言をもたらす幻獣《予言獣》です。本像は牛の体に人の顔を持ち、個々の表情は異なります。政治情勢への不安や大きな戦争が起こるなど、人々の気持ちが不安や恐怖に陥った時代には件のような予言獣が現れ、話題となりました。」 左から【支那上海市北四川路にて牛の母体より生まれたる件】【前八幡地獄ノ件】【別府・八幡地獄怪物館内の子牛】 件の話は苦手 生まれて予言を伝えたらすぐ死んじゃうから・・・ なんで人間のためにそんな運命を背負わなきゃならぬ ややしんねりしながら幻獣コーナー退出 【画図百鬼夜行 風】 鳥山石燕 安永5年 石燕先生もおられましたかと一気にテンション さらにテンションUPしたのはこちら 【化物づくし】 作者不明 江戸後期 びこたーん!!! 山彦の妖怪なんですけど、昔こりを可愛いキャラにしたショート漫画を読んでましてw あの作品、どうなったんだろう…と検索してみたら電子書籍になってた びこたんと愉「怪」な仲間たち【新作収録 電子特別版】【電子書籍】[ 今井 美保 ] (いま探したついでにKoboキャンペーンページ見てくじを引いたら500円クーポン当たりましたこりは「買ってね」というびこたんからのメッセージなりねw) 稲生物怪録の展示室は撮影不可 博物館が立つ三次市三次町は稲生物怪録の舞台となった地れす こりかなり有名な物語だと思ってるんですけど、そりは広島の人間だからなのか、妖怪好きだからなのか分からんぬ 一般的にはどうなんでせうねぃ? 超ざっくりとした物語の内容は「旧三次藩の町内で暮らす16歳の稲生平太郎(のちの稲生武太夫)のもとに突如、怪物姿の魔王が現れ、それ以降一か月間にわたり、さまざまな怪しげな妖怪によっておどかし続けられますが、最後までそのおどかしに耐え抜きとおしたというものです。」 いわゆる豪胆話ですな 後年様々な脚色がされており、隊長が読んだのがどの時代のどの作家の物か不明ですが、平太郎が逃げないものだから最終的に妖怪の親分が勘弁してぇと泣きついたのがオモロでございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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