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テーマ:旅行記(510)
カテゴリ:旅行記
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【化物嫁入り絵巻】 河鍋暁斎 明治時代 「化物の結婚を描いている。日本の風習である見合い、結納、結婚式、祝宴など、人間と全く同じような結婚にまつわるさまざまな儀式が続き、やがて子供が生まれて、再び縁者が集まって祝宴をあげ、お宮参りを行うが、日が昇り始めて物語は終わる。見合いからお宮参りまでが一夜のうちに行われるのは妖怪らしい。こうした人間臭い妖怪ストーリーが絵巻として描かれるのも怖くない妖怪、友達感覚の妖怪という江戸時代に生まれた妖怪観によるものといえよう。」 出ました!暁斎先生👏 隊員を引っ張って「見て!上手いでしょ?上手いよねぇぇぇ( ̄∇ ̄)ニコニコ」とアホみたいな感想を伝えると「隊長がひトリで行った蕨市の美術館の人?」とな あれ?それ、前にも何度か言われたことあるな 「行ったよね」って 一緒に行った旅行のこととか起きた出来事とか覚えてないことが多いのに、なぜか自分が行ってないそりだけは異様に覚えとるな、きみ・・・( ゚Д゚)ナゼニ 【肥後国海中の怪(アマビエの図)】 弘化3年頃 「江戸時代、肥後国(現・熊本県)の海中から出現して豊作と疫病の流行を予言し、自分の姿を描けと言ったことを伝える瓦版。」 この絵を見た当時の人たちの感想を是非聞いてみたいなりねw 【件獣之写真】 歌川芳盛 慶応3年 「人面牛体の件という予言獣が雲州(出雲国、元・島根県)に現れて豊作と悪病の流行を予言したという噂を錦絵にしたもの。」 そうそう コロナでアマビエがもてはやされた(?)ときに、なんで件はスルーされてんのかな?と思いたんでしたっけ ・・・ビジュアル的な問題? ではこちらは何故なのかちら 【予言獣 尼彦】 明治時代 「夜な夜な猿の声で人を呼ぶ海中に棲む尼彦を記録した肉筆画。」 アマビエはこの尼彦に包括される妖怪だと思うんですけども (アマビエはアマビコの誤記という説もあるし) こっちは件とちなって結構可愛くないれすか? ・・・やっぱ多毛のビジュアルが良くなかったんかな こりも尼彦と思われるけれどビジュアルは別物 【阿磨比古】 江戸時代後期 「拝むと疫病に罹らないという阿磨比古のお札。アマビコの力を信じている人が描いて持っていたと思われる。」 その描いて持ってた人、誰やねんっていうw でも「エジプトから来ました!」みたいなテイスト、嫌いじゃないなりねw 【絵本百物語 2巻】 作・桃山人 画・竹原春泉斎 天保12年 「名に百物語と銘打ってあるように、江戸時代に流行した百物語怪談本の一種といえるが、話ごとに物語の題名ではなく妖怪の名称を掲げた上に妖怪の挿絵をつけており、怪談集と画集とを融合させた作品ともいえる。」 隊長ずっとこり、桃山人夜話という題名で記憶していたんですけど、そっちは内題とな 👿【魔像】 「福島県いわき市にあった威徳院という寺に祀られていたと伝えられているが、どのような信仰の対象だったかは不明。威徳院は明治初期に行われた仏教や寺、経文、仏像を廃する廃仏毀釈運動で廃寺となった。立像はいずれも下帯姿だが、座像は袈裟を纏った姿となっている。」 こり、衝撃だったなりね ずっと隊員に「え?ほんとこれ???」と問いかけちったw この現代フィギュアにも近い造形の像が明治時代初期前に? そしてまぁまぁ近年に発見されるまで地元の郷土史家でも知らなかったとな? すっごい不思議 少し調べましたけど、郷土史家の方も疑問を解決するに至らなかったっぽい 未だにモヤッとしてまふ 【百種怪談妖物双六】 歌川芳員 安政5年 「大型の多色刷り双六。振り始めは百物語をしている場面となっており、スタートにふさわしい絵となっている。それぞれのコマに描かれているのは各地に伝わるさまざまな妖怪で、双六ゲームをしながらいろいろな地方の妖怪を見ることもできる趣向となっている。」 🕷【土蜘蛛襲来図】 歌川国芳 江戸時代 「源頼光と護衛の四天王を襲う土蜘蛛。巨大な土蜘蛛の出現に臨戦態勢の頼光たちの緊張感があふれている。左端には碁盤で妖怪を押さえつける四天王の一人である坂田金時が描かれている。」 この時代の武士VS化物のお話も大好き 出口には河童🥒 ミュージアムではさらっとしか説明書きがなかったですけど、河童は奥深いれすよぅ 大陸から来た渡来人による治水工事やその人たちへの差別なども関係しているので、一口ではとても言えない物語が隠されておりまふ キャラにするとただひたすら可愛いですけどねぃ😂 小学生の時から描いてる隊長の河童w 売店でお買い物 妖怪ハンカチ、妖怪ガーゼ手拭、包み香 包み香の中身はこんな感じ 併設の交流館では絵本作家・石黒亜矢子氏の原画展が開催されており、メガネクロスのガチャがあったのでトライ! 化け猫ちゃん来い!来い!と念じたら見事GETできやした 京極先生とのコラボ稲生物怪録絵本、図書館で予約済みでやんす もののけdiary [ 京極夏彦 ] ちょうど退館するときに妖怪たちのサービスが! 桶の妖怪?と烏天狗さん 烏天狗さん、サイドを刈り上げて目元に赤い化粧を施した小柄な女の子でむちゃくちゃカッコ良かったんですよ・・・ 一緒に写真撮りたかったんですけど、恐れ多くて声掛けれなかった😂 なぜそこまでwww?ってぐらいずーーーーーっと手を振ってくれた唐傘お化けさんに大爆笑しながらミュージアムに別れを告げやした👋 小学生の時に学校の図書室で遠野物語を借りて感銘を受けて以降、不思議な話に触れた本を大量に読んでるので既知の絵画や著書ばかりでしたけど、そりも超楽しかったれす 幼い頃から不思議で怖い話を知ることは「目に見えない、自分ではどうにもできないものを畏怖したり敬ったりする心」が生じ、それが道徳心を育むことにも繋がると思う(いわゆる「お天道様が見てる」みたいな)ので、夏休みに子供たちがたくさん来館するといいにゃ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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