最終回4.3%の“伝説”を作ってしまったフジテレビ『アイアンシェフ』とはなんだったのか- 日刊サイゾー(2013年4月2日13時00分)
[CD] 千住明(音楽)/フジテレビ系 アイアンシェフ オリジナルサウンドトラック価格:2,000円(税込、送料別) 伝説の大人気番組『料理の鉄人』の13年ぶりの復活ということで、昨秋、鳴りもの入りでスタートした料理バラエティ『アイアンシェフ』(フジテレビ系)。 大みそかには特番が組まれ、番組MC役に当たる「主宰」を務める玉木宏が冬に開催された「お台場合衆国」のイメージキャラクターに採用されるなど、“伝説再び”とばかりに局側も力を入れていたようではあるが、結局芳しい視聴率を獲得できず1ケタ台を連発。3月22日の放送をもって、わずか半年で番組終了ということになってしまった。 かつての人気番組の復活ということに加え、料理番組という、比較的手堅い人気を獲得できそうなコンテンツにもかかわらず、事実上の打ち切り。しかも、最終回も4.3%という低い視聴率に終わってしまった。 その敗因は、いったいなんなのか? 人気番組を手がける放送作家に聞いた。「『ぴったんこカンカン』(TBS系)や『世界番付』(日本テレビ系)などの裏番組の人気が安定していることもありますが、何よりもその“伝説”が逆に一番大きな足かせになってしまった感はありますね。“あの伝説の番組”ということで、放送前から視聴者のハードルを大きく上げてしまった。過去の番組に思い入れが強いほど『もっと面白いと思ったのにな……』と、どうしても文句を言いたくなってくるものですからね。かつての人気番組を復活させるときには、これが必ずついて回ります。『料理の鉄人』だって、今見ると、実は思っていたほど面白くない部分もありますからね。それでも記憶の中では『ものすごく面白かった』となってしまっていますから、そこが難しいところですね」 一方、不定期の特番枠での放送ではあるが、『エンタの神様』(日本テレビ系)や『ザ・イロモネア』(TBS系)など、現在もそれなりに人気を獲得できる過去の人気番組もあるが、ネタ番組というのは、基本ネタそのものや芸人が新しければ成立し、たとえばレギュラー放送当時には出演していなくても、スギちゃんやキンタロー。を出せれば、今の空気になるのである。 ところで、料理系の番組の安定した人気というものも低下してきているのだろうか? 前出の放送作家は言う。「『ぐるナイ』(日本テレビ系)の“ゴチバトル”や、『めちゃイケ』(フジテレビ系)の“ガリタ食堂”なんかがそうなんですが、おいしそうなものをただただ食べるだけのほうが最近は人気があるようですね。作っている過程を見せたり、料理を食べて批評をするということ自体が、今はあまり求められていないようですね。逆に、コンビニやスーパーで買える商品の批評は、その身近さが受けていますね。情報がこれだけ飛び交っていますから、どこがおいしい、というのは自分で調べられます。特にこの番組に限ったことではないのですが、局側が“カリスマ”として押し出そうとしても、今はその作った感じが分かるようになってしまいましたからね。番組がブームを引っ張っていくという形は、なかなか成立しづらい時代なのかもしれません」 『アイアンシェフ』の最大の敵は、『料理の鉄人』だったということに尽きるのかもしれない。引用:最終回4.3%の“伝説”を作ってしまったフジテレビ『アイアンシェフ』とはなんだったのか- 日刊サイゾー(2013年4月2日13時00分)Infoseekニュース【続きはInfoseekニュースへ】 私はこの番組は、往年の人気番組を復活させただけというイメージから、あまり見ませんでしたが、他の視聴者も同様なのかもしれませんね。ただ、グルメ企画自体は、まだ人気がありますね。先述の『ぐるナイ』の『ゴチになります』も未だに大人気ですし(管理人も見ています)。 ちなみに、フジテレビは『アイアンシェフ』を始め、最近では『とくダネ!』『ピカルの定理』も視聴率が危ういみたいですね。 フジテレビは、今後も色々と大変ですね。きっとこんな事になっているんだろうな。管理人の妄想架空劇場※(タイトル変更しました。)フジテレビ社員室、ここでバラエティ担当の社員が会話をしていた。フジ社員A「ううう…フジテレビが名誉挽回、三冠王奪還の為にウン億円も投資して作った番組『アイアンシェフ』が、僅か半年で打ち切られるなんて…」フジ社員B「そりゃ、往年の人気番組を復活させたからって、あの時と同じ様な数字が取れるとは限らないだろ。時代は変わるもんなんだよ」フジ社員A「じゃあ、お前はどんな番組が良いと思ってるんだ?」フジ社員B「うーん、そうだな。新人の芸能人が熱湯風呂に入った時間だけ、アピールタイムをもらえるヤツはどう?」フジ社員A「それ、完全に他局のパクリじゃねぇかよ! しかも、今の時代だったら、BPOとPTAからバッシングされちゃうし」フジ社員B「むむむ、それじゃあ『オネエだらけの水着大会!』なんてのは?」フジ社員A「確かに、オネエキャラは人気あるけど、結構熾烈な戦いになりそうだな」フジ社員B「ポロリは、入れた方が良いかな?」フジ社員A「オネエ相手でも、それはダメ!」[ロイヤルガストロ] 函館恵山沖釣り真鱈(まだら) 特大 半身分セット(約1kg)価格:10,500円(税込、送料込)『アイアンシェフ』で料理の鉄人も大絶賛!