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雪の日記

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2005年01月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
【少年犯罪】
この言葉は今や世間に浸透し過ぎているほど。

未成年の少年が犯す犯罪は
大人のそれより大胆で表現力に満ちている。
そのカリスマ性に魅了され、連鎖して起こるのが少年犯罪だ。

雪が記憶する限り、
今日の少年犯罪の全ての始まりは
あの“さかきばら”だ。

雪は彼が起こした犯罪の内容などではなく
そこに至るまでの彼の人生に興味を持った。

~彼はとても厳しく育てられた。
 押さえつけられると必ずどこかから何かが毀れる。

 雪は自分の思っていることや伝えたいことを
 言葉にするのがとても苦手だ。

 彼もそうだったのかも知れない。

 何か満たされない部分を何かで埋めようとする行為に出る。

 彼が選んだのは“殺す” と言う事。
 
 始めは動物を殺していたらしい。
 虫や昆虫から始まり、エスカレートしてネコや犬なども殺すようになった。
 
 彼が書いた犯行声明分にはこうある。

 『誰かの痛みだけが唯一ボクを癒してくれる』

 動物達の断末魔の叫びを目の前に彼が想ったことは・・・。
 そして彼はボーダーラインを越えた。


彼が社会に復帰し、大人になったとき。
少年犯罪のニュースを見るとする。
その時の彼の言葉が雪は聞きたい。





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最終更新日  2005年01月31日 15時44分08秒
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