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テーマ:リストカット(350)
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【少年犯罪】
この言葉は今や世間に浸透し過ぎているほど。 未成年の少年が犯す犯罪は 大人のそれより大胆で表現力に満ちている。 そのカリスマ性に魅了され、連鎖して起こるのが少年犯罪だ。 雪が記憶する限り、 今日の少年犯罪の全ての始まりは あの“さかきばら”だ。 雪は彼が起こした犯罪の内容などではなく そこに至るまでの彼の人生に興味を持った。 ~彼はとても厳しく育てられた。 押さえつけられると必ずどこかから何かが毀れる。 雪は自分の思っていることや伝えたいことを 言葉にするのがとても苦手だ。 彼もそうだったのかも知れない。 何か満たされない部分を何かで埋めようとする行為に出る。 彼が選んだのは“殺す” と言う事。 始めは動物を殺していたらしい。 虫や昆虫から始まり、エスカレートしてネコや犬なども殺すようになった。 彼が書いた犯行声明分にはこうある。 『誰かの痛みだけが唯一ボクを癒してくれる』 動物達の断末魔の叫びを目の前に彼が想ったことは・・・。 そして彼はボーダーラインを越えた。 彼が社会に復帰し、大人になったとき。 少年犯罪のニュースを見るとする。 その時の彼の言葉が雪は聞きたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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