重なり合う思い
交わる前 たっぷりかけて確かめ合う時間はとても長くていつも私の方が限界になるから今日は私から途中でカレを押し倒したされるがままのカレはこんな時も身体を起こしてジッと見つめるから何度も何度も身体を押し倒した「逝きそうだから・・ もうダメだよ・・」ダメダメって顔を横に振るのが愛しくてだから余計に離さなかったこれくらいの抵抗はかわいいものでしょ?だってカレはその日もとても意地悪で「誰の・・何を・・誰の・・ドコに・・?」一言一言をやっとの思いで言う私に「全部続けて ちゃんと言ってごらん」焦らされ続けた身体から迸る滴をすくって「いやらしいね・・」そんな前戯は心もとなく思考を乱すからやっと一つになれた時何度も名前を呼びながらカレの顔を捜しながら頬と頬を寄せ合うと安心感で満たされる 幸せが溢れ出すそんな思いが胸いっぱいに広がる時重なり合った胸と胸から重なり合った唇と唇から重なり伝わる思いと思いそれも幸せの尺度2006/04/14(金)