けっきょくのところTPP交渉とは。
けっきょくのところTPP交渉とは。先の通常国会での継続審議にあたり、今回の臨時国会での参考人質疑や地方公聴会さらには中央公聴会に加えて テーマ別の集中審議を おこなうことで一致していたはずのTPPに関する国会審議。それはそうですよね、なんといっても TPPとは農業だけの交渉ではなく、知財電子・商取引・国有企業・金融などなど全30章にもわたるという膨大な内容の包括協定なんですから。もとよりその協定内容について時間をじっくりかけて審議せねばならないのは当然のはなし。しかし、しかし。その国会審議が、すでに本日10月31日時点で 衆院TPP特別委員会は31日午前に参考人質疑、午後には安倍 晋三首相が出席して集中質疑を行う。与党は早ければ同日中 にも特別委で採決し、11月1日の衆院本会議で可決、衆院を 通過させたい考え。という、重大局面をむかえているだそうです。と国会での審議が農業分野だけで、しかもその農業分野にしても協定本体の論戦がとても深まっているとはいえない状態で、情報開示と国民理解が進まない現状での強行採決ということになれば・・けっきょくのところTPP交渉とは、日本と日本国民のためというよりも、いわゆる米国[いやむしろ多国籍企業か]のための取り決めと思わざるを得ないようですね。ということで、いわゆる アーミテージ・レポートの回の再掲載分[2015年8月分]は こちら。 ↓『TPP交渉参加に熱心な理由[わけ]』「聖域なき関税撤廃を前提とするTPP参加は反対」としながら国会決議に反して「聖域のない条約に参加する」ことに、いまだに熱心な・熱心すぎる安倍首相。その理由のひとつとして、いや最大の理由ではないかといわれはじめているのが、これ。 いわゆるアーミテージ・レポートの存在です。その真偽はともかく、またご存じの方も多いかとはおもいましたが、とりあえず掲載した次第です。ご参考までによろしかったら。・・・アーミテージさんご一行に対して「(前略)アーミテージさん、ありがとうございます。グリーン さん、ありがとうございました。そして皆さんがたが本日は、 おいでくださいましてありがとうございます。 昨年、リチャード・アーミテージ、ジョセフ・ナイ、マイケル・ グリーンやほかのいろんな人たちが、日本についての報告を出 しました。 そこで彼らが問うたのは、日本はもしかして、二級国家になっ てしまうのだろうかということでした。 アーミテージさん、わたしからお答えします。 …日本は今も、これからも、二級国家にはなりません。それが、 ここでわたしがいちばん言いたかったことであります。繰り返 して申します。わたしは、カムバックをいたしました。日本も、 そうでなくてはなりません」と述べたといわれる安倍首相であるだけに、ちょっと信じゃったり。 そんな質問を堂々と国会でおこなった山本議員の ページは こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」