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残暑の蚊にもご用心。
まだまだ盛夏というほどの気温が続きますが、ひきつづき気を つけねばならないのが夕方にかけてのヤブ蚊の襲撃。ちょっと 外にでただけで、ひじの裏側や耳の後ろとか、気のつきにくい 部位を刺されてしまいます。ちなみに昨日などは、刈り払い機 使用中に、あの振動をものともせずといったかんじで、手袋の やぶれていた個所の皮膚の出た部分さえ刺されてしまうほど。 きっと季節が終わるという危機感が 彼女たちを産卵のための 吸血活動にはしらせるのでしょうねー。そんな必死なこの時期 のヤブ蚊をして、当地では “あばれ蚊”とよぶ古老もおられる のですが、まさに 言いえて妙 な 表現であるなと思います。 高温すぎて今年は蚊が少ない・・などという話もありますが、 熱帯産のヤブ蚊はやっぱり多かったよな と思いつつ 2016年 分ですが、よろしかったら ご参考に。 ↓ 『残暑の蚊にもご用心。』 朝や夕方の時間のガーデニングを楽しむためにも、はやく11 月になってくれないかなあ・・・」などとおもってしまうのが 南九州のガーデナーの願い。。 その理由は 蚊、ヤブ蚊 の攻撃なんです。 庭の近くに 溝や水田がある。 そんな場所がなくても、お墓や竹やぶがある。 お墓や竹やぶがなくても、 枯れ葉がある。 空きカンや空きビン・プラスティック容器に 古タイヤなどのゴミがある。 そんな環境がすこしでもあれば、ほぼまちがいなくやつらおそ ってきます。すこしでもいい、わずかな水が溜まるスペースさ えあれば、彼らは10月いっぱいまでは生存し繁殖することが 可能なんです。 なぜ蚊がいやなのか。 それは刺されると痒いし、そしてなんといっても日本脳炎など の従来からの日本の病気や、最近では特に熱帯性の伝染病に感 染させれる危険性があるからなんです。 怖いのは デング熱 。 と書けば、日本では大発生していないのに、またまた大げさな ・・というあなた、それは認識不足です。デング熱に関しては ですね・・・ 日本では、いまは大発生していない! という表現が適切なんです。そう 「日本では、第二次世界大 戦末期の1942年から45年にかけて、長崎県、広島市、神 戸市、大阪市等、西日本を中心に数十万人規模でデング熱が発 生していた」という史実があります。これはヒトによって戦地 から持ち帰られたデング熱のウイルスが、日本に生息するヤブ 蚊/ヒトスジシマカ[空襲対策としての防火水槽の設置がこの 蚊の発生を助長したといわれていますよ]によって媒介され大 流行した。 2016年のいまとなってはじつに意外な話ですが、聞いたら 十分に納得できる話であるなと思うのです。。 そう思わざるを得ない最近の実例/はなし も あります。 それはおなじくヤブ蚊が媒介する熱帯性のチクングニヤ熱 に 関するイタリアにおける 2007年06月の症例です。当時 の新聞によれば ↓ 「イタリア北部エミリア・ロマーニャ州の二つの村で、インド 旅行からの帰国者がチクングニヤ熱を発症。その後3カ月間で 住民の約6%にあたる214人が感染し、うち高齢者の死亡も 確認された。」と報道されましたよ。 ちなみにこのイタリアのエミリア・ロマーニャ州。ここの緯度 をしらべてみたのですが、なんと、北緯約44度付近。 この位置を 日本の都市の位置と比較したたのですが、これが 鹿児島よりも大阪よりも、いえいえ東京よりも、さらにぐっと あがっで秋田よりも北にありまして、じつは 北海道網走市と 同じくらいの位置だと知って 二度びっくり。 ということで、 もうーお盆過ぎとはいっても、ヤブ蚊対策からいったらまだま だの残暑。ガーデナーのみなさま、ヤブ蚊には 十二分に注意 しようではありませんか[最新のニュースでは薬剤耐性マラリ アも確認されたといいますから]。 それにしても、チクングニヤ熱。チクンっで、グン ニャリとは、できすぎの感ありあり。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Sep 4, 2023 04:47:39 PM
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