アトミック下北 (8)船舶用リアクター
楽天さまのメンテナンス長過ぎ問題へのトラバも50ちょっとで済んでますね。結構批判が多いかと思ったのですが、意外にも炎上してません。昨年11月の管理画面改悪問題の時の600以上のトラバに比べると全然少ないですな。さて、今回も「むつ記念館」をレポートします。今回は館内に展示されていた原子炉関連の実物や模型をご紹介します。使用が終わった実用原子炉が展示されているケースは少ないので、結構いい感じでございました。本題に入る前にご紹介しておきたいコメントがございます。前々回の動画を載せた回に対して、合格開運男さんにつけていただいたコメントです。「私も動画画像パクリました。何秒くらい撮影可能(投稿可能)なんですかね?」と言うものでした。この疑問は私もずっと持っていました。かつてのFOMAの規格ではメール添付のファイルのサイズは500KBに制限されていました。でも楽天側のサーバはもう少し大きなファイルも受け付けるような感じでした。そんな訳で、携帯で撮影した動画ファイルをPCに読み込んで、PCからメール投稿したりしておりました。現在のFOMAの規格は拡張されておりまして、メール添付ファイルの上限は2MBにされています。ところが私のF904iは最大サイズを添付すると携帯側の事情で送信できなくなってしまうのです。何だかなあ…。上限よりもちょっとだけ小さいファイルはアップできることを確認しております。私の好きな320×240サイズでそこそこのクオリティを維持して40秒弱の動画投稿が可能みたいです。クオリティを落とせば2分とかも行けそうです。今後もこの課題は、色々実験してみたいと思っています。判明した成果は逐次このブログでご紹介いたします。はい。それにしても、携帯電話での動画撮影は電力消費が激しいですね。F904iになって、F901ic時代よりも状況は厳しくなったような気がします。燃費は向上しているのかも知れませんけど、ワンセグとか、音楽再生とか楽しい機能が増えたので、あっという間に、携帯の電池がエンプティになって行きます…。さて、今回の本題に入ってまいりましょう。最初の画像は、「原子力船むつ」の模型でございます。貨物船チックなフォルムになっています。ちょっとアングルを考えていなかったのですが、中央の切り欠き部に原子炉容器が格納されております。一旦核燃料を装荷してしまえば、燃料補給が殆んど不要と言う原子力船ではございますが、動力プラントの大きさはかなりのものであることが分かりますですね。こちらが原子炉本体です。実物でございます。この蓋の下に圧力容器が格納されておりました。こちらは「原子力船むつ」の原子炉のブロックダイヤグラムでございますね。あまり私も詳しくはないのですが、加圧器があって、二次冷却水が表示されているので、PWRの一種のような感じでした。船舶用原子炉は、殆んどが軍用なので、かなり凝ったデザインを行う場合もありました。旧ソビエト連邦の人民海軍の潜水艦の中には金属ナトリウムを冷却材に用いたタイプもあったと聞いたことがあります。これに対し、むつの原子炉プラントは、1960年代の設計ということもあって、オーソドックスでベーシックな設計になっているようです。原子炉格納容器の模型でございます。原子炉圧力容器の周囲に、直接核燃料に接する一次冷却水関連の装備が取り付けられ、一括して放射線管理されているような設計です。二次遮蔽体のコンクリートの実物でございます。原子炉を運用する以上は放射能や放射線の遮蔽が必須でございます。皆さんもご存知の通り、α線・β線・γ線で遮蔽の難易度が変わります。一番透過してしまうγ線を遮蔽するためには、かなりの厚さのコンクリートを用意しなければならない訳でございますね。こちらは高圧タービンと低圧タービンの模型です。流石に実物を残すスペースはなかったみたいです(それなりに被曝しているから残せなかったのかも知れません)。原子炉で生成された熱エネルギーは、一次冷却水・二次冷却水を通じて水蒸気生成に用いられ、最後はタービンを用いて回転エネルギーに変換される訳でございます。この辺りは原子力発電所と変わりございません。発電機を回すか、スクリューを回すかの違いに過ぎません。原子力船むつの原子炉の模型です。妙に燃料棒集合体と制御棒の間が空いているように感じるのは私だけでしょうか…。発電所の原子炉はもっとぎゅっとしている感じなんですけど…。燃料棒でございますね。原子力船むつは、普通の原発同様に、二酸化ウランの濃縮燃料を使っていたみたいです。燃料棒の長さは当然ことなりますが、直径は一緒に見えました。ひょっとしたら、ベレットは共通なのかも知れません。最後の2枚は、設計しか行われなかった船舶用原子炉みたいです。原子力船むつの原子炉に比べると随分小さい設計になっているみたいです。軍用に用いるにせよ、商用に用いるにせよ、動力プラントの小型化は必須でございますよね。今回はここまでにさせて頂きます。次回で、「むつ記念館」レポートをお終いにします。次回は実物の圧力容器の画像や原子力船むつの原子炉主制御室なんかの画像をご紹介いたします。宜しければ、引続きお付き合いください。【昨日のマイレージジャンキー的な成果】 朝食(SUICA) 4マイル(JL)ローソン(JCB) 3×1.5倍≒約4マイル(NH)【今のところ判明している夏の成果】2007/08/19 JL0710 SINGAPORE-TOKYO F 0マイル 2007/08/25 JL0002 TOKYO-SAN FRANCISCO F 0マイル 2007/08/25 AA1943 SAN FRANCISCO-LOS ANGELES Z 165マイル2007/08/25 AA0238 LOS ANGELES-SAN JUAN Z 1,691マイル2007/08/26 AA1937 SAN JUAN-CARACAS Z 273マイル 2007/08/29 AA2106 CARACAS-MIAMI R 956マイル 2007/08/29 AA1865 MIAMI-DALLAS F W Z 558マイル 2007/08/29 AA1575 DALLAS F W-SAN FRANCISCO Z 734マイル 2007/08/30 JL0001 SAN FRANCISCO-TOKYO F 0マイル 良ければ一票お願いします。過去の旅行先の一覧はこちらに!