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カテゴリ:会津の風景
【今日の磐梯山】 窓から見た磐梯山の残雪が綺麗だったので、写真を撮りに行ってきました。この冬は雪が多かったのですが、解けるのも早かったように思います。会津で暮らしていて、イースターの時に周囲に雪があった記憶がありません。さすがに、太陽太陰暦だなと思わされています。 イースター(御復活日)は、春分の日のあとに来る満月の日がある週の次の週の日曜日です。ユダヤ教の暦ですが、キリストが十字架に掛けられたのが、過越の祭の時だったと『マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ』の4つの福音書に記されています。これを基準にして、イースターの日が決められていますから、西暦(太陽暦)では、イースターの日がかなりずれることがあります。 小生が会津に住みはじめた頃は、西暦よりも旧暦の方がお天気がよく判りました。旧正月が遅いと、雪が降り始めるのが遅くなりました。旧正月が早いと早くから雪が降り始めました。中国の暦を日本の気候に合わせて作製されたのが旧暦ですから、旧暦の方が季節の変化に近いのも当然かと思います。 そもそも、エジプトで作られた太陽暦が、日本の気候にあっているはずがありません。そして、この旧暦は大宝律令に規定があり、陰陽寮(おんようのつかさ)が管理していました。ですから、旧暦は天皇家とは何の関わりもありません。天皇の下にある、陰陽寮が暦を決めていたに過ぎません。また、旧暦を軍国主義と結びつけていた方がいらっしゃいましたが、明治以降、日本は旧暦を廃止し、西暦を用いるようになっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.15 15:40:05
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