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テーマ:会津の風景(427)
カテゴリ:会津の風景
【会津の山間部のとある峠の風景】 前述までの村を訪ねた帰りは、行くときとは別の峠道を通って会津若松まで帰って来たのですが、この写真はその小さな峠の鞍部で撮った写真です。雪は多いのですが、除雪車が通ってから時間が経っていなかったので、圧雪路面は非常に走りやすかったです。 おそらく、この道も通勤で朝夕、車で走っている方が多くいらっしゃるだろうと思います。ですから、会津では未明から道路を除雪車が走ります。そして、一つの町村で数台の除雪車を動かしているところは、雪が多い年は除雪費の額がかなり増えると教えていただきました。「バスや電車で通勤は出来ないのですか?」と訪ねられたことがあるのですが、バスや電車は吹雪がひどくなると遅れることが良くありますし、以前は国道49号線のある部分が落雪で通行止めになっていました。 最近はその部分にスノーシェッドが出来たので、通行止めになることは亡くなりました。ただ、国道なので、国が理解してくれなければ工事はなかなか行われません。日本では、事故が起きると道路が整備されることが多いようで、あるトンネルで大事故があった時も、事故が起こったら新しいトンネルが開削されました。以前のトンネルは幅も高さも不十分でしたから、トンネルの中で大型車がすれ違うことが非常に難しかったと聞いています。 こうした国の施策が行われているようでは、「地方創生」は非常に難しいだろうと思います。事故が起きる前に問題個所が改められない限り、事故はなくなりません。トンネルも開いていればいいというわけではありません。大型車は左側の上部がトンネルの壁面に触れてしまうので、左に寄れません。また、新幹線を開通して、観光客が増えるのは、大都市などです。会津にも大型バスがすれ違えないトンネルがまだ残っているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.15 13:24:49
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