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【八ヶ岳連峰】 2006年の1月に、所長が受けた仕事のために富士山麓を訪ねた帰りに、甲府盆地経由で東京へ戻ったのですが、時間があったので、清里や野辺山周辺をドライブしました。快晴で、八ヶ岳がクッキリと見えていました。上の写真の背景に写っている一番高いピークが主峰赤岳です。小生も、1996年の晩秋に右側の尾根伝いに登ったことがあります。論文を出し終わった後、もう上ることはないだろうと思って、最後まで残しておいた赤岳に登り、頂上小屋に泊まって、翌日、手前に写っている尾根を下りてきました。 あの時はまだ雪は積もっていませんでした。それでも、風が強かったので体感温度はかなり低かったのを覚えています。八ヶ岳は全体としては尾根沿いにピークがあるのですが、その間の尾根はかなり急峻で、この写真に写っている尾根の反対側は岩壁です。赤岳の尾根を下ってきたら、最後に出たのがこの道だっただろうと思って、記念に写真を撮ってもらいました。 テレビのニュースで八ヶ岳で遭難者が出たことを知り、しかも女子高校生だと聞いて唖然としました。小生が高校を卒業してから、いつの間にか高校の山岳部の冬山登山が解禁されたのでしょうか。小生が高校生の頃は、岩上りと冬山登山は、高校の山岳部では禁止されていました。それで、山岳部には入らなかったのですが、この時期の八ヶ岳はかなり危険です。尾根の強風で凍った雪がテカテカに磨かれています。アイゼンも効かない程になります。そして、岩壁側に落ちれば、下まで滑落するだろうと思います。 最近は、登山の装備が軽くなったので、冬山に登る方が増えているようですが、一般的に、冬期間に登るためには、無積雪期に何回も登って、ルートを考えておかなければなりません。八ヶ岳に登るだけの体力はなくなってしまいましたが、いつかチャンスがあったら、北八ヶ岳にロープウェーが出来ているので、天気が良さそうな時を狙って所長と尾根までいってみたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.09 10:17:53
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