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【東日本大震災】 あれからもう4年になるのですね。書斎は本が飛び交いました。本箱が倒れるのを防ごうと必死になっていたら、本箱の上に載っている本がオーバーヘッドで散乱しました。最初の揺れが収まった時、「ヘルメットを被って、逃げて!」と所長に声をかけたら、書斎のドアを開けた瞬間、本箱が倒れているから外に出られない!」と返事が返ってきました。慌てて小生も部屋から出たのですが、冷蔵庫が反対側の壁のところまで移動し、手前の棚の上の電子レンジは落下していました。 そして、テレビを見ようとリビングに移動したら、テレビも台の上から落ちていました。幸い、奥の食器棚から飛び出した食器類は、百均で仕入れたものばかりで、大事にしている食器は飛び出していませんでした。そして、3回目の大きな揺れが収まってテレビをつけたら、田圃の上を水が移動しているシーンが映し出されました。おそらく、宮城県南部の海沿いの苺のハウスだろうと思われるものが水に襲われているのだろうと思える画像が流れています。 しかし、この時には原発はまだ爆発していませんでしたから、遠くから写した画像では、まだ静か建っているのが写っているだけでした。それから、何回も余震が来ましたが、書斎の整理をしていたので、テレビがどのようなシーンを流しているか判りませんでしたが、かなり遠くから撮っている画像が写っていたのですが、1号機が2度にわたって水素爆発を起こした後、不気味な灰色の煙を出す爆発を起こしたのをはっきりと写しだしていました。 「まさか」と思ったのですが、「それしかないだろう」と考えるまでにさして時間はかかりませんでした。その時です。「非常用の発電器は地下室に保管されていたので使えません」とスピーカーから流れました。唖然としました。発電器だけでなく、電気製品の多くは水に浸かったら、使えません。ですから、非常用発電器を地下室に保管することは考えられないことです。小生のところでは、懐中電灯は冷蔵庫の中に置いてあります。多少電圧降下を起こしますが、真っ暗な中でも、冷蔵庫までは手探りで行くことが出来ます。東日本大震災の揺れで原発が壊れました。そして、水素爆発が起き、3回目に不思議な爆発を起こしたのは、地震ではありません。非常用の発電器が駆動できていれば、3回目の爆発は回避できたかもしれません。
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Last updated
2015.03.09 11:35:54
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