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テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:東日本大震災
【福島県中通り地方の不思議な石像】 中通り地方に不思議な名前の神社があります。それで、所長と2人で出掛けたのですが、この写真は神社の参道脇にあった石像です。観音菩薩を彫ったものなのでしょうか。両肩からストラのようなものが垂れ下がっています。そして、胸のところには花クルスがあります。そして何よりも気になるのが、ストラのようなものが赤く塗られていることです。 最近は結婚式の時に赤いストラを掛ける聖職者がいらっしゃいますが、本来は「赤」はペンテコステ(聖霊降臨日)や殉教者の記念日に使う色です。会津キリシタン研究所の御ミサでも、通常は赤を用いています。また、この神社の名前はその読みをカタカナで表したら、西洋ではよくある女性の名前であることが解ります。 この写真を撮ったのは2011年2月4日でした。この時にはまだ、誰も東日本大震災が起きることなど判っていませんでした。しかし、この後、知り合いと所長と3人で出掛けた時には、放射線量計が警報音が鳴り続けていました。1年3ミリに当たる数値だと警報音が鳴るように設定していたのですが、知り合いの線量計も警報音が鳴り続けていました。 浜通りは原発事故がなければ、もっと早く復興していただろうと思います。「帰る」とか「帰らない」という言葉が、昨日テレビから流れていましたが、中通りでさえ、こうしたところがあります。しかし、今ならまだ間に合います。福島県の3分の1がゴーストタウンになりかけていることを知っているのですから、「原発ゼロ」を国家を上げて宣言すべきだと小生は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.12 07:22:57
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