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テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:環境放射線
【中通り東部の神社で考えさせられたこと】 この写真は2011年2月4日に撮った写真です。この年はまだ、この辺りでも雪が残っていました。この神社のことをある方から教えていただいて、フィールドワークに出掛けたのですが、この神社の名前をネット上で検索すると、この神社のことが記されているサイトしかヒットしません。それだけ珍しい神社だということなのですが、この神社が建てられているところから東へ少し行くと、そこはもう福島県の浜通り地方になります。 そして、その後、もう一度ここを訪ねたのですが、その時には、一緒に出掛けた知り合いの線量計と小生の線量計がすぐに鳴りはじめました。小生の線量計は、その値が一年間続くと3mSvになる線量になると警報が鳴り出すように設定してあります。つまり、この神社では放射線量が相当に高いことを意味しています。 しばらく前に楢葉町の避難指示が解除されるというニュースがテレビで流れていたので、小生の記憶が間違っているのかと思い、原子力規制委員会のサイトで確認したら、小生の記憶は間違っていませんでした。楢葉町は浜通りの南部で、Jヴィレッジがあるところです。Jヴィレッジには、現在は、原発関連の仕事をされている方々の宿舎が建てられています。そして、楢葉町の多くの計測点では。「1年1ミリ」を軽く越えてしまう線量が計測されています。 このニュースを知る以前から、ずっと、楢葉町の放射線量も確認してきました。小学校でかなり線量が高いところもあります。ただ、福島第一原発がある大熊町・双葉町・浪江町ほど高くありませんが、少なくとも子供たちの帰還はやめた方がいいだろうと思っています。そもそも、原発が事故を起こしたときに、政府は「学童疎開」をさせるべきだったのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.14 17:30:46
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