のりこさんのセッションから
自分がなにか新しく始めた事、辞めた事？継続している事等をまあ、洗い出してますがその中でとくに顕著なのが


本屋巡りが再開した事、でございます。


それまでは

ずっと日本語の本は貴重でした。


どれくらい貴重かって言うと


闇市で
法外な値段がつけられて売ってて
でもどうしても欲しいから

買っちゃうみたいなくらい

おいそれと買えないものでございました。（この時代にそんな例えを出すあたり）

つーか
本自体がないんだもーん。



金に糸目つけなければ

アマゾンなりBk1（honto）なりで
がんがん買うことは出来ましたが、
当方そんな金持ちでもなし。

しかも外国で日本語の本買い集めても
引っ越す時には捨てなきゃならぬ覚悟も持たなければいけないので
本が欲しいけど、置いて行かねばならない覚悟で買おうかと思う気持ちはかなりヘビーなチョイスになってました。
（実際今回の帰国の際、泣く泣く手放してきた本は山のようにあった。日本で買い戻せるを見越して）


そんななか

去年辺りからやっと電子書籍なんかも出てきたから


でも
欲しい本が電子書籍になっているとは限らない現状もあったりで


まあ結局



いろんなもんがないから買えない。




で


目につく事の無い状態が数年以上続くと


人は

本を読まなくなるのですよ。

とはいえ、現地には本屋はあるだろう。
外国語の本だったらいっぱいある。本屋も図書館もある。とくに私の住んでいる場所は一応都会だったからね。


ありましたとも。でも、
毎日仕事帰りにふらりとよってぱっと見てわーっと読めるような代物ではござらん。

仕事終わってまで外国語に浸かりたくない私。まあ、仕事帰りはなおさら活字なぞ見たくもないわ。状態。

そういうトラウマもあって

外国語の本をこれ見よがしに電車の中で読んでいる日本人すげーと思います。

私はもう

外国語ってだけで
本を開く気にもならないので


今まで
「本は手に入らない」という習慣が身に付いたまま帰国。


で


帰国半年。←今ココ

きっかけはのりこさんのセッションだったと思う（くどいけど）

「必要なものを選んでちゃんと手に入れるようになる」と言われる。
その辺の調整をしてもらったので。

それから一週間の間に

本屋で何冊本買ったか分からぬ。

漫画はなんと網棚に「少年ジャンプ」が乗っていたのを見逃さずゲッツ（笑）さすが東京。


その後

６月に入ってからは
「ちはやふる」が読みたくてbeloveを２冊ほど買ってみたり


夏休み特集のtokyowalker買ったわよ。ダイヤモンドというビジネス雑誌も買ったわ。
（雑誌なんか普段手を出した事も無いのに！！！）

と、書いていて気がついたが

ずっと読んでいた続き物の漫画の続編だけは、
帰国してすぐ買っていた。（←分かり易い）


ともあれ


最近の自分のびっくりは

漫画以外のいわゆる「文字系」「専門書系」を
ここ一ヶ月の間に買いあさってるんですわ。
（かつて外国に行く前の自分にかなり近い感覚に戻っている事に気がついた）

で


進撃の巨人のノベルなんかも
さらっと３冊大人買い。（本人が１番驚いている）


普段小説なんか読みません（だって全然面白みを感じないんだもの）
妙な話
「事実は小説より奇なり」
を体感してきた人生なので

作られた「ドラマチックな」世界ってのが
薄っぺらくて面白くないわけです。


しかも

いろんなのがいっぱい出てて
質はともかく量だけはすごい。（ライトノベルやら普通の小説やらエッセイやらまあ、ともかく凄い量）なのに、ピンと来るものに出会えず、出会う前に疲れてしまっているというか。

（表紙で大分損をしている作品なんかもある。あれは凄く残念）


という先入観が大きいので
なかなか、活字小説は手に取りませんでした。


で


結局
アニメ見だしてからハマっている

進撃の巨人のノベライズに収まったわけですが
ある意味、原作を設定を元にしたオリジナル版です。

講談社ラノベ文庫　い-1-1-3【総額2500円以上送料無料】進撃の巨人　Before　the　fall　3／諫山創／涼風涼


今漫画やアニメで語られる時代よりさらに２世代くらい前の時代からスタート。で、３巻まで出てます。


今２巻の終わりまで読みましたが


ライトノベルとはいえ

結構内容がヘビー。

ちょっとグロイし（これは原作がそうだからしょうがない）

軽い口調で書かれていないけどライトノベル。
という感じで、読書感良かったです。

しばらく活字を読んでいなかった私にはいい感じに目に入ってきたと思います。


…いやまて。

これが


もしや


ちまたで言う


中２病設定というやつなのだろうか？！




それとね

↑にちょっと書きましたが


漫画っぽい挿絵って

それだけで世界観語ってしまって

小説を読む気になれなくなってしまうのは私だけかしら。
こんなに絵が漫画調なら

いっその事漫画で読みたくなったりするわけです。それほどイラストのキャラが今にも動きそう。



漫画的絵画表現のレベル高いですニッポン。
日本人は基本的に絵のレベル高いので、ついつい情報量が多いんですねきっとね。中身読まなくても一枚の絵でだいたい内容がばれている。あれは
体のいいネタばれなんじゃなかろうかと…

つーことでなんだか
表紙負けしてしまって


活字読む気になれなくなるような本一杯。



出版社さん

漫画を売りたいのそれとも小説が売りたいの

という突っ込み入れたくなるんですが

まあ、




今の若者は


ああいう挿絵イラストに小説も乗っけられるんだなーと。





歳、取ったなー（涙）









進撃の巨人読み終わったら
次はなに、読もうかな。