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カテゴリ:アニメ・漫画系
今読んでいる漫画達の中で
日本語が完全に作者の中で崩れたまま 固定してしまったなーと感じた今日この頃。 昨日黒子のバスケを20巻〜(今現在手元にある単行本だから)と読んでいたんですが このかた、 てゆーか、を連発する。 ていうか、じゃないんですね。 てゆーか、これって、(笑) 完全に音声表記。 この表記のお陰で折角のシリアスシーンの緊張感ががらがらと崩れて行くように感じる(のは私だけですね、すいませんね)卒業式とかのような大事な会場に一人でジャージで来ちゃったような違和感と気まずさっていうか、そんな居心地の悪さを感じます。 特にだじゃれ好きな伊月がまじめ顔で語るシーンにてゆーかが出てくるとがっくり崩れるんですが。ああ、日向キャプテンのシリアスシーンしかり。読書が趣味の黒子君までてゆーか、っていうからなあ。まあ、あの漫画はみんなそうか。 日本語は文字表記と発音が変則的に変わる事があります。 1番良くわかるのは、 助詞である わたしは、をわwa、と発音したりする例がありますねえ。子供時代国語を学ながらなんで、ワじゃないのか、と思ったりしましたが、どこどこへ行く。も、へとかいてえeと読む。 まあ、こういう表記と発音のイレギュラーなルールなんてのは、 日本語だけじゃなくて外国語にもいっぱいございますのでね 別に特別な事でも何でもございません。 ということで 「ていうか」、が「てゆーか」と表記されるのが当たり前になってきた今日この頃。 いわゆる、美しい標準な書き文字の日本語というのは ていうか、ですからね!!!! (ちなみに、声優の方は渡されたシナリオの表記がていうか、あるいはてゆーか、で完全に別の言い方をします。言葉に含まれる意味が全然違うということでございますので。声優のこの辺の表記の違いに寄る表現を変える技術は、はんぱないっす) で、本題。 昨日コレゲッツしました。きゃっほー。 ボールルームへようこそ 5 (月刊少年マガジンKC)[本/雑誌] (コミックス) / 竹内友/著 まだ5巻までしか出てないから、大人買いするならいまだ! というのはともかく。 この方の作品読んでて 「ていうか」が出てきて自分がびっくりしている事にびっくりした!!!! 竹内友さんの作品ですが 社交ダンスの話です。ええ、前にもここで散々書きましたが、社交ダンス、競技(と付くものはなんでも?!)ダンス、大好きっす!!!! 特に私は型にかっちりはまっているスタンダード(ワルツとか古典的な方ですな)が好きなんですがね! というのはともかく この方の、絵が、半端ない。 うまい絵、でもありますが、単に上手な絵、だけ見たければどーぞpixiv行っちゃってください。あそこは上手な絵だらけです。 竹内さんの絵は 上手いにプラスアルファで 3倍くらい美しい。 で、昨日作品読んでて、日本語をきちんと表記されている、いわゆるスタンダード日本語だったのに、ちょっと感動。これが、作品のクオリティをさらにアップ(当社比)ああ、美しい日本語はまだ廃れていなかったと。感じてしまったわけです。 で、その後に賀寿君が「てゆーか云々」という風に使ってます。 使い分けられてるんです!もう、賀寿LOVE(あ、これは個人的に) 竹内先生は なんでしょうねー、 漫画としての線画の技巧に、さらに芸術、としてのセンスが加わってます。 油絵とか、印象派の作品とか、彷彿とさせます。ふしぎなペンタッチ。 とはいえ、デフォルメでも完全な写実的とも言いがたい不思議ーな画風。 漫画の枠に収まってないんです。 でも、漫画として、凄く面白いのですから なんだか、このかた、すげーなと。 べたぼめですが(笑) それくらい、今までに無い印象を絵から貰ったと言いましょうか。 それにストーリーが加わるから面白くてしょうがない! 進撃の巨人なんかも読んでますが この方のデビュー絵はひどいものです(爆)でも、臆せず編集に持って行くんだなと、なんだか、漫画家になりたい人すべてが希望を持てそうな絵、だった人です。今はだいぶ漫画になってますが。(絵は幾らでも上手くなれる要素があるのだそうですよ。>某編集者) ただ、諫山創さんのストーリーセンスは卓越してます。これは、絵だけではカバーできない何かがないとねえ。それってなんだろう、というのが 今後の漫画家になりたい人のテーマかも。 多分、漫画家になろうという人は絵が上手いかどうかにフォーカスしすぎて、ストーリーや構成なんかはどうしても後回しなっちゃうんじゃなかろうかと良く思います。上手くなれば漫画が描ける、というとそうでもないことを、pik支部あたりがすばらしく証明してくれている。(私は基本的に二次創作しか描けない人は、漫画家にはなれねーだろうなと思う。漫画を描く要素のうちの大事なキャラ設定、世界観等を全部外から頂いちゃってるわけですからオリジナリティがないんです。辛口ですが持論です。ま、絵なんて所詮自己満足ですが) ともあれ ボールルームへようこそ、はおすすめー。 5巻はついに仙石プロがスタンダードを披露します。格好良すぎです。 しかし、少年漫画雑誌でこのイケメンぞろい美女そろいな連載があると、立ち読みするのにはばかれるんですってば(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月21日 20時43分49秒
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