|
テーマ:癌(3550)
カテゴリ:妻のガン治療
3/24
手術当日 小学校は本日が終業式なので、子供達を通常通り学校へ送り出す。 その後、娘の保育所は妻実家で送迎するとの事なので8:30に実家に到着。 が、娘が裏切り、私が送る事になる。急いで保育所へ登所。 『上履きが無い!』事件(^^;や所長に出口で捕まるなでのアクシデントもあり、既に9時を回っていた。。。やばい。一時間前には来てね、言われていたのだった。 混んでいるので、10分くらいかかり病院到着。 既に義父は到着済みで新聞購入に向かっていた。 検温や着替えや血圧測定などで慌ただしく時間が過ぎて行く。 前日と当日の朝撮った子供たちのビデオを見せるタイミングが中々出来ない。 手術の20前になり、やっと一段落ついたので、ビデオを見せる。カメラのモニターでの鑑賞。画面は小さいが、気持ちは十分伝わるものだ。 執刀する先生も様子を見に来てくれて、いざ出発。 説明書には車椅子で、と書いてあったが自力歩行で移動。 手術室には一般人は入れないので、自動ドアでのお別れ。今までは泣き叫ぶ我が子を見送ったが、今度は笑顔の妻を見送った。不安は沢山あると思うが、素敵な笑顔で出発した。 さて、ここから4時間、超暇である(不謹慎だが、トラブルが無い限り必要無いから)。 義父は不安を隠す為かひたすら新聞を読んでいる。喋りません。時々タバコを吸いに外へ 私は本を読みながら堕ちて行く。。。そう、夕べは眠れなかったのだ(^^; 心配無いと思っていても、やはり心配なのだった。子供を学校へ送り出すプレッシャーも手伝っていた事も確かだ。それを察してか、朝6:30に妻からモーニングコールがあったのだった。私と次男はそこで起床したが、長男と娘は起きない。毎度のパターンだ。 そんなこんなで3時間が経過する頃、義母が到着。 昼食は?と言われ要らないと言ったのだが、売店で調達してきてくれた。自分的には席を外すのが嫌だったのだ。大抵そういう時に呼ばれるものだ。 案の定、食べていると呼び出された(^^; 義父はどうやらタバコタイムで居ない(^^;義母はそこらを見て回った。やはりセオリー通りの展開だった。。。はははっ 執刀した先生に切り取った患部を見せてもらいながら説明を受ける。 元々聞いたとおりの大きさだった。20cm弱。患部も事前に写真でみたのと同じだった。 切り取った大きさは正直小さいな~、と言う印象だった。全体的に綺麗?だった。 リンパ節が腫れているが、麻酔の影響かもしれないので現時点では何ともいえないが、悪い所は残さず切ったので大丈夫!と先生から力強い説明を受けたので安心した。 説明を一通り聞き終わった頃、義父到着。何とか切り取った患部を確認出来、説明も簡単にしてもらえた。あ~良かった。 30分程度たってから、出てきました。麻酔から覚めてはいるが、寝てました。 起こせば起きる、と言われたがそのまま病室へ。 ナースステーションの隣の監視ルームで1~2日生活です。 病室に入ってから、こちらの問いかけにグーで答える(^^)あ~良かった。 義父は安心して帰宅。 意識朦朧で『痛い、痛い』と繰り返しながら体の向きを変える。 チューブ数本と測定器が沢山ついているので、つぶさない様に横向き程度なら良いと看護士に言われる。意識がはっきりしてくると、痛いが我慢できるようでした。 その後は、ボ~としていてまどろみ状態が続いてました。寝てるのか起きてるのか微妙な状態。 義母は保育所迎えや用事の為に一時帰宅。 そのうちに先生や看護士がワラワラと来て、『気分は?痛みは?』とか聞く回数が急増しました。何やら不整脈が観測されたようで、慌ただしくなりました。すぐに心電図係りの看護士さんたちが来て、心電図を取り、専門医の鑑定。判定は○で、麻酔による一時的な不整脈と判定された。良いと悪いの境界線くらいの波形らしく、その後も安定しているため○判断をもらえました。あ~良かった。。。 ほどなくして、義母と次男、娘も到着。長男は拒否したそうだ。何か感じるところがあったようだ。 チビ二人は無邪気に母を起こしていた。やっと目をきちんと開いて子供たちとお話していた。長時間いてもお互いに良くないので、帰るよ~と義母が言うとお父さんと帰る!となり、撤収。。。義母は面会時間ギリギリまでいたようだ。 妻実家で夕食を食べ、帰宅。自宅で長風呂をみんなで入り、寝ることに。 子供たちは寂しいとは言わないものの、一様に寂しいようだった。 娘は一緒に寝ようと言い、長男はやたらと懐いてくる(笑)次男はマイペースだった。 絵本を読んでいるうちに娘が寝て、その後全員就寝。。。起きて洗濯干すつもりだったが流石に体が睡眠を欲しているようで、朝まで爆睡だった。 3/25 朝、洗濯を干し朝食を用意し、何とか子供達を妻実家に託した。 子供をお泊りさせると言う選択肢もあるのだが(妻実家から推奨されている(^^;)がここが生活習慣を改善させるチャンスとみて家から通うようにしようとする父だった。 でも負けそう。一時間早く起きないと間に合わない。。。 今日から私は仕事です。。。 夕方病院に行くと先に行っていた義父と娘と会う。娘は父チームへ。。。また行くのか。 娘の行き先は母の所では無く売店。。。昨日は閉店してしまったのでリベンジのようだ。 さすがにジイには言えなかったようだ。そこで父登場でひらめいたようだ。はぁ。 ここで10分近く本を物色。中々決まらなかったが結局小学1年生と2年生を買った。2年生の付録が欲しかったのだ。本体は次男にプレゼントだ。付録が無いと怒りそうだが。。。 病室は個室希望だったが、満室のままのようで4人部屋であった。 チビがいるとちょっと気を使ってしまう。うるさいし、落ち着かない。 まあ管が何本も出ている母親をみたら帰りたくなる気持ちも分からんでは無いが。 今日は3本に減っていた。痛み止めと栄養剤とドレン。計測器は無かったので、安定はしているようだ。 顔色が良いので一安心したのだが、実は発熱していたのだったorz 夕べから熱が出ていたらしく37.4℃。普通なら大した事ないのだが、今の状態では相当に辛いと思う。結構嘔吐もしているそうだ。 今日は2回ほど歩いたそうだが、トイレまでだった。熱が無ければもっと歩けと言われそうだが、今の状態では安静がベストだ。肺炎になったら大変だから。 息子達の通知表を持っていったら『別にいいのに。帰ってからみるから』とそっけない返事。 それでもざ~とみていた。体調についてちょこっと話しただけだった。 娘がうるさいので、わずか5分足らずで撤収。。。 熱が心配。やはり術後が要注意だ。暫くは気が抜けない。 妻実家に戻ると義母から聞かされた話。 昨日の帰りにメガネとサイフとケータイのありかを教えて何度も念を押したが、やはり意識朦朧だったようだ。無い、無いと言っていたようで、昼間、看護婦さんに探してもらったが見つからず。午後、義母が行って発見した。大バックの中に子バックを入れ、その中に入れて置いたのだが、やはり他人様には見つけられないようだ。盗難防止には効果があるようだ(爆) そんな感じで進んでいく。 家に子供達と帰り、一時間勉強の○付けをしてから風呂。 風呂は今日も大騒ぎだった。バスロマン+スプレー式のバラの泡。母が居たら怒られそうな事を全開でやっていた(^^; 子供達流の寂しさ払拭方法なのだろうか? 綺麗だったお風呂の湯が私が入る前に底が見えない状態に(泣) ヤケクソで一緒に泡泡攻撃。スプレーが無くなってしまった。使いすぎです。。。 寝る時も、いつもは3段ベッドで子供達は寝るのだが、娘が怖いと言って一緒に寝た。 オコトチームからは非難轟々。明日はオトコチーム3人で川の字で寝る事が決まった。 で、寝せたのでオヤジだけ復活。家事をやらねば。。。で、このブログは気分転換。さあ洗濯をしなければ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[妻のガン治療] カテゴリの最新記事
|