|
カテゴリ:カテゴリ未分類
貴船に行くのに叡山電鉄に乗っていると、 通路をはさんで向こう側の女の子が大声で、 「トマトの姿煮」の話をしていた。 バイト先の日本料理屋で、 食べさせてもらったんだそうだ。 「お皿を出されて食べるように言われたんだけど、 それがどう見ても、トマトまるごとで~。 私、トマト苦手なんだけど、食べられないとは言えなくて 我慢して食べたの。 そしたら、それはトマトをまるごと煮たお料理で、 めっちゃめちゃ美味しかったよ!」 友達「へ~。トマトのどこが嫌いなの?」 女の子「食べたときに口の中に皮が残る感じとか、 生臭い感じがイヤ。でも、トマトの姿煮は、 皮をむいてあって、煮てあるから臭くなくて美味しかったの~。 この感動を料理長にすぐ伝えにいったくらい!」 ふむふむ。へーーー。 トマトを湯むきして、まるごと煮るのか~。 今度やってみよ~。 と思ってたら… 鞍馬寺参拝の後に寄った、 山門前のお店「雍州路(ようしゅうじ)」。 ここはお蕎麦や精進料理膳で 有名なお店です。 『くらま山精進膳』を注文したら、 炊きあわせの中の、茄子や生麩、がんもの 下に赤くて丸いものが…。 おおっトマトだ。 トマトの姿煮だ。 トマトの煮物なるものを初めて聞いた日に、 初めて食べることができた。 京都ではよくある夏の料理なんだろうか。 雍州路「くらま山精進膳」2600円 炊き合わせ(茄子・生麩・がんもどき・ピーマン・トマト) 山菜白和え、菜っぱと油揚げの酢味噌和え 小さい器がじゅんさいとキュウリの酢のもの 胡麻豆腐、冷やしとろろそば(ネギどけた) ゆかりごはん 香物(柴漬と木の芽煮かな) 三色田楽(豆腐・生麩・こんにゃく)、メロン です。 湯のみ茶碗は益子焼だって。 これで2600円は安いよ~。 店も気が行き届いていて、料理は心がこもってて ほんとにとても気持ちの良いお店ですよ☆ 機会があれば、ぜひ行ってみてください~。 + 地下の尊天さんの後ろの、金網の中に入っているお水は、 五月の満月の時に行われる鞍馬の奇祭「ウエサク祭」に 使われたお水だとのことでした☆ ウエサク祭について これ↑敢えてすっきりした解説を選んでみたけど、 興味のある方は他にも検索してみてください。なんかすごい^^;。 + 鞍馬駅に、月岡芳年の義経に関する絵の 写真パネルが飾ってありました。 その中の1枚。鞍馬天狗に兵法を教えてもらう義経かな。 月岡芳年、妖怪とか凄惨な怖い絵も多いのですが、 どの絵も、登場人物の着物の意匠がすごい。 清姫が蛇になる絵で、帯が蛇の模様になってるの なんて、秀逸です。しびれますヨ~。 ちなみに義経つながりで、もうひとつ。 北斎の白拍子も大好きな絵の一つです。 + どうやら、鞍馬にあたったみたいで、 高熱が出てしまったので、もう寝ます。 ではでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|