そよ風君とコスモスさんの恋の詩
何時もの散歩道にもうコスモスが咲いていました。 そよ風君は薄紅色したコスモスさんに恋をしていました。清純なコスモスさんと踊ってみたいな気弱なそよ風君は声をかけられないのです。ある日 コスモスさんがそよ風君に言いましたねえ そよ風さん 私踊りたいの パートナーになって欲しいの分かったすぐ行くよスロー スロー クイック クイック初めはタンゴね ワン ツウ スリー ワン ツウ スリー今度はワルツねアレッ 何時の間にかリズムが早くなってるわごめん 僕の心臓の鼓動が早くなってる君に恋してるんだ私も そよ風さんの 丁度いい その優しさが好きなの 風に揺れているコスモスさんはそよ風君とダンスをしているんです。でもたまに やきもちを焼く大風さんや雨さんが 邪魔をします。そんな日のコスモスさん うなだれて可愛そうね。雨の日のしずくはコスモスさんの涙なのよ。お日様早く助けてあげて。愛し合う2人が楽しく踊れるように。