相棒がやって来た
この先 私がお世話になるポルテが納車されました。ナビもETCも付けて これからはポルテを相棒に我が人生道を走り抜けます。いよいよ 一人で生きて行くのだという 実感が否応無しに湧いてきますが幸い 私は夫にあまり依存しない妻だったのでこの先どうして生きて行こうかと言う不安がなかったのは確かです。 さぞ悲しんで落ち込んでいるのではないかと電話をかけてきてくれる友人も 私のあっさりした口調に 拍子抜けしているのではないでしょうか。もちろん 長年一緒だった夫が亡くなって 悲しくない妻がいる訳ありません。落ち着いた頃に寂しさが襲ってくる事でしょう。しかし、私は 「悲しくて落ち込んでいるのよ」と他人に打ち明けたりはしません。気丈だとか強いだとか言われますが そうではなくてそれが私の生き方なのです。悲しい 寂しいといえば 悲しくて寂しくなるでしょう。落ち込んでいますと書けば 気持ちが沈み 前が見えないでしょう。「もっとああして置けば良かった こうしてあげれば良かった」と言う後悔の念を ある人が打ち消してくれました。「どんなに したって後悔はあります。 これで良かったということはありません。それを悔やんでいるうちは仏さんは成仏出来ません」前だけ向いて 私達が元気で笑って暮らす事が供養になると信じて生きていく事にします。