国見岳下山編 思い出に浸る~
心を磨く一日一言 山崎伊久江30日 髪をいたわることはご自身の健康に気を配ることにほかなりません。お腹を満たし 再び歩き始めると国見尾根まですぐ。国見岳のシンボル 頂上の「石門」が見えているがそれはスルー下りに弱い相棒が楽な下山道を下りたいと言うのでそのまま歩けば御在所岳へ行く尾根の途中の御在所岳裏道登山道から下山始め御在所の荒々しい岸壁にアカヤシオが色を添えている。裏道は御在所岳へ登るのに最も初心者向けの登山道ではあるがここも様変わりして 結構危険箇所あり広い川原の赤い〇印を頼りにゴロゴロの大きな石を渡り歩けば 藤内小屋へ到着小屋のご主人に挨拶してちょっと休憩20年位前に泊まった事のある懐かしい小屋12本のアイゼンを付け全員が 腰のカラビナで繋がって真冬の凍った沢を登った思い出がある。私が雪庇を踏み抜き 幸い繋がったカラビナで下まで落ちはしないが 宙吊り状態 「誰も助けてやれないよ。ピッケルを使って上がって来なさい」と言われ 必死で這い上がった若き日を思い出す。「Oさん クライミングをやりませんか?」「先生 家族がいます」もっと若くて家族がいなかったら 岩壁に張り付いていたかも・・・今でも岩場が好きだからあの時のガイド 教室でもお世話になったK先生メンバー6人の中の一人二人がもうこの世に居ない永い年月が過ぎています。何年か前の台風で小屋がつぶれ ボランティアの力を借りて建て直したとニュースで知ってはいた。「この辺り一面大きな岩が転がっていたんです。」あの時のご主人の義理の息子さんが今は小屋を守っている。親父さんは今でも麓の小屋にいらっしゃるとか~沢の水で冷やしたラムネを飲みながらしばしおしゃべり「今年石楠花はダメですね。花芽がなかったですよ。」石楠花の裏年ですって~ 毎年綺麗に咲いてくれません。アカヤシオもあまり良くないとか~登山届けに書いた様にぴったり3時下山体力の低下で封印したはずだった私の山への情熱は今又動き出した。やっぱり山はいい~アカヤシオのいい写真が取れなかったのが残念 次はシロヤシオ