今日は店が暇で登った山の写真が収めてあるCDを
開いてみました。それぞれの山を懐かしく思い出します。
「何故山へ登るのか そこに山があるから」
山が好きな人なら必ずその通りだと言うでしょう。
私もその一人で 同好会の仲間と共に月例会 有志だけの
登山と 一生懸命山を制覇した時期があります。
私の一番一番好きな山は?と問われたら 浅間山と答えます。
何と素晴らしい雄姿でしょう。
浅間山は現在も活動している活火山で 火口近くの進入は
禁止されている為 黒斑山から浅間山を眺める事が
極一般的な登山となります。
初めての登頂は雨。 期待していた浅間山は何も見えず。
後ろ髪惹かれる思いで帰りました。
募る思慕の念で何年待った事か。そして誘いがかかりました。
浅間山の特徴を最も現す残雪の時期でした。
晴れた日の浅間山のどうだと言わんばかりの見事な雄姿に
恋しい人にやっと逢えた様な感情と似ている気がしました。
父なる山
麓から登山道に踏み込む時 私にとって顔も知らずして
亡くなった父の懐に飛び込む思いで山に入っていた気がします。