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カテゴリ:登山
風邪のキンちゃんを振り切り 行って来ました。十数年の登山歴にして 雪山の経験はあるけどスノーシュー登山 冬の山小屋宿泊は初体験です。その名も「ヤッホー ハウス」という登山用品を扱う店の登山ツアーは 約3年ぶりでした。車止めからスノーモービルに乗り 北八ヶ岳 麦草ヒュッテに着くと お昼を頂き オーナーの案内で 早速丸山展望台まで1日目のスノーシュー登山です。普段の歩きと違い 足を開いて歩かないと片方のスノーシューを踏んでしまいます。 その歩き方に慣れるまで何度転んだ事か。カメラを預けた小屋のスタッフさん こんな場面を撮っていた。ここは白駒池の上です。こけたら起き上がるのにも必死です。今回のメンバー男性4名 女性6名の参加者は 皆さん顔見知りの様だけど3年ぶりの私は知らない方ばかり。しかしこうなれば もう旧知の間柄に等しい。ビールは自分持ちですが梅酒 ウイスキーの水割り ブランデーハイ 出される物全部 味見させて頂きました。山小屋の夜は お酒を片手に語らいの時間が楽しいのです。そして いい酔い心地に導眠剤の力を借り9時前から5時まで意識不明の時間もありました。山小屋での眠りは翌日の体力に影響しますので。2日目は 反対側の茶臼山へ挑戦。お天気に恵まれ こんな八ヶ岳の景色を見せてくれました。この斜面 下りはお尻スキーで ヤッホー兎にも角にもスキーは初体験。小屋でお昼を頂くと スノーモービルに乗ってきた道を歩いて下りますがヘアピンカーブは山の中へ入り ショートカットです。道なき道を 思い思いに雪の中に突っ込んで斜面を下ります。大きな木の根元に雪の隙間があって足が付け根まで入ってしまうと一人では出れません。小屋から車まで2時間 山のパウダースノーと違い下へ来ると水気を含んだ雪が スノーシューの裏で凍りまるで重りを付けられたみたいに運ぶ足の重たい事。足に力が付きそうです。携帯は通じず お風呂は入れない トイレはボットン水は天から頂く貴重品 寝るのは着の身着のまま便利な日常からは考えられない暮らしが山小屋にはあります。強い女と言われる女が 素直な自分に戻れる場所山は愛しい恋人 岳は気高き父親両手を広げて女を迎え 時に優しく 時に強く激しく抱いてくれる。女は無垢な赤子になって その暖かい広い胸で戯れる。山から下りたその瞬間から又現実に戻るのです。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.05 21:05:49
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