プロフィール
アカネちゃん0565
ベル・ジュバンス 弱酸性美容は美しく健やかな髪と皮膚を守ります。
そんなサロンのオーナーの独り言
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鬼籍へと入った従兄弟は今頃 父母 叔父 叔母そして祖父母達に迎えられ 生き残ってる者達の話をせかされてる事でしょう。それにしても棺の中の彼は私達の祖父にそっくりな顔だった。私は自然と過去を思い出していた。父を知らない私にとって祖父は母方の祖父だけ。初めて知る男性。 とても優しい人で私を可愛がってくれた。ほぼ一日がかりで行く母の実家を訪れるのは年に一度か二度。寒い冬 子供だった私の冷たい足を 両の腿の間に挟み 湯たんぽ代わりに暖めて 抱いて寝てくれた事を昨日の事の様に思い出す。そして子供の私にもう一人優しかった男性がいる。亡くなった従兄弟の父 母の妹の連れ合い。事情で母と2人 叔父の家に身を寄せていた時パチンコで貰った景品の万年筆をもらった思い出がある。自分の子が4人もいるのに 内緒で私だけに・・・子供だった私は従兄弟達の事等 配慮する事もなく 当時珍しかった万年筆が嬉しかった。従兄弟達には厳しい父親だったのに 私にはこの上ない優しくて寡黙な叔父だった。父性愛に飢えて育ったと思っていた私は祖父と叔父の優しさに育まれて育った事 今 思い知った。昨日 声をころして泣く辛さを味わったのはH雄に祖父や叔父の面影を重ね合わせ その優しさを失った私のエゴからきた悲しみの様だった気がする。「三つ子の魂 百まで」 ついつい男性に女を守る優しさを求めてしまう。 三人の娘婿達も そんな男性。私だって男に産まれて来ていたら そんな男になっていたと思う。
大野勝彦詩画集より
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最終更新日
2008.03.22 16:31:04
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