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カテゴリ:思い出
昔 むかーしの事ある少女が ある店に住み込みで勤めました。そのお店の食事は それはそれは質素な物でした。朝食・・・ 御飯と 具が一品だけのお味噌汁だけ昼食・・・ 365日 菓子パンだけか すうどんのどちらかネギも鰹節も何も入っていないただ乾麺を茹でたうどんそれが毎日つづく一週間も続くと 喉を通らなくなります。夜御飯・・・ 御飯とおかず一品だけたとえば 食欲の出なかった ある晩御飯のメニュー千切りのキャベツにプレスハムをのせたお皿と御飯(プレスハムが嫌いだった) 又は 鶏肉の皮でダシを取った 油ぎらぎらの何も具のないおすましだけと 御飯ただ 何故か いつもたくあんだけは食べ放題甘ーい添加物の入った 黄色い 輪切りにしたたくあん嫌いなおかずの時は 御飯とたくあんを食べるしかない。たくあんを食べ過ぎたのかあれから何十年経った今でも その少女はあの甘い添加物の入った 輪切りの黄色いたくあんがトラウマです。しかし、黄色ではない 無添加のたくあんは食べられるようになりました。でも絶対に 輪切りにはしませんでした。今朝 たくあんを切りながらあの頃を思い出していた昔の少女は思い切って 輪切りにして見ました。でもやっぱり 途中で止めました。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.29 23:07:43
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