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今日も忙しく働いて また遅く家に戻りました。 今夜はカレーだ~ 食べてみると (ん?なんだか甘い) いつものカレーの具に、さつまいもが入っていました。 「芋があったから入れといた」 ですって お芋大好きな私には、こたえられないカレーでした
さて、私がカレーを食べていたら、娘が申し訳なさそうな顔をして 「あの~お母さん」 と言うではありませんか (嫌な予感) 「ど、どうしたの?」
「今日はお弁当の日じゃなかったの~ごめんなさ~い」
実は夕べ娘が 「明日はお弁当だから宜しくね」 と言っていたのを今朝すっかり忘れていて 朝の連続テレビ小説なんか見ていました。 支度を終えた娘が二階から降りてきて 「お弁当は?」 あれ~~~~
慌ててお弁当を作り始めましたが、間に合うはずもなく 「いいから、学校に行きなさい。お母さんがあとで届けるから」 娘を送り出し 大急ぎで、お弁当をこしらえて 届けましたとも、学校へ
そういえば、受け取った事務の人が変な顔をしていたなあ
「それで、お弁当はどうしたの?」 「職員室の冷蔵庫に入れてもらって、帰りに受け取った」 「それで?」 「帰ってから食べたよ。美味しかった」 「それで先生は、なんて言ってたの?」 「おまえは親に愛されてるなあって言ってた」 「ふ~ん」 「だから、これからは気をつけます。許してください」
「よ~しわかった。許すから、お弁当箱を洗いなさい」
こんなことが、今までに何度もありました。 でも、娘は可愛い 38歳で娘を産んだときに思った事は (この子が大学を卒業する頃に、私は還暦じゃ~ん♪) この子のためにも、元気で若々しくいなければ と思いました
娘の成長とともに 私は自分が子どもの頃にかなえられなかったことを 娘に託すようになりました
音楽が好きで、絵が好きな子に育ってくれたことが 何よりです。
反抗期も人並みにやってきて 娘と私のバトルは、地味ですがたまにあります。
中学生になって間もなく、娘のクラスで揉め事が起き 友だち同士のいさかいに心を痛めた娘は 「学校に行きたくない」 と言い出しました。 私がいろいろ説得しても、頑として「行かない」と言う娘を見て 自分が娘だったら、同じことを言っただろうな と思ったりしたものです。
で、その時私がやったことは 「学校に行かないんだったら、お母さんがあんたの代わりに行くから」 と言って、娘の制服を着ました (着れなかったらどうしよう‥) と思ったのですが、なんとぴったりでした 「うふふ、けっこう似合うじゃん。お母さんが黙っていれば、皆気付かないよ」 娘は開いた口がふさがらない という顔をして、私を見ていました。 「お母さんのときはセーラー服だったのよ。脱ぎ着が大変だった」 と言いながら、カバンを背負って玄関に行こうとしたら 娘が追いかけてきて 「やめてよ。馬鹿なことしないで」 と言うではありませんか。 「だって、あんたがどうしても行かないって言うから‥」 「お母さんってすぐバレるでしょ?」 「だから、バレてもいいの。あんたの代わりにお勉強してきて、帰ったら 習ったことを教えてあげるから」 「早く脱いでよ」 「ええ~?なんで?」 「早く~遅刻するから~」 「行かないんじゃないの?休んでもいいんだよ。お母さんが代わりに行くんだから」 「いいから、行くから」 「そうお~‥じゃあしかたないなあ」
という訳で、その日娘は学校へ行きました。
その後、担任の先生とも色々お話しさせていただき クラスの問題は良い方向へと向いていきました その後もいろいろな事がありましたが 娘は二度と学校を休むと言わなくなりました。
ここだけの話ですが、 私は、けっこう制服が似合っていたんですよ
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