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やっと読書会が終わりました。 今日の本は 「曲芸師ハリドン」 ヤコブ・ヴェゲリウス作/菱木晃子訳/あすなろ書房 スウェーデンの作家の作品です。 要望が醜くて、小さいときから大道芸人をしてきたハリドンは たびたび悪い人間に騙されてきて 他人を信用しない、他人とは関わらないという生きかたを選びます。 でも一緒に住む〈船長〉とは、唯一心を許せる間柄です。 ある日ハリドンが家に帰ると〈船長〉は出かけていて 12時過ぎても帰って来ません。 不安に駆られたハリドンは、真夜中の町へ〈船長〉を探しに行きます。 真夜中の町で出会ったしゃべる犬 〈船長〉の知り合いたち、お金持ちの人々‥ それぞれの様々な生き方が垣間見られます。 ハリドンは〈船長〉が見つからないので、不安が高まります そして‥ という、たった一晩だけの物語なのですが 構成が素晴らしい、完成度の高い作品です。 今年の課題図書に選ばれたそうです。 子どもたちは、どんな読み方をするのか楽しみです。
さて、お昼はまたカムオンで洋風プレートをいただき もっちさんに教えてもらって 下ノ橋の袂にいらっしゃる 新渡戸稲造さんに逢いに行きました。 私はずっとこの新渡戸像を探していたのよ~ 逢えて良かったわ~ ついでにすぐ近くにある南昌荘にも行きました。 南昌荘は、盛岡出身の実業家瀬川安五郎が 明治18年ごろに邸宅として建て お庭も数年かけて完成したそうです。 盛岡の数少ない明治の邸宅、庭園として保存されています。
中二階の座敷があります。 大きな鯉が泳いでいました。 門を入ってすぐのところにあった像です。 これはなんでしょうか?魔よけなのかなあ‥
そこからお次は「子ども科学館」に行きました。
平日なので、ガラガラでした。 3時半の投影時間まで、学芸員の先生と いっぱいお話をしました 20年近く星を映し出したプラネタリウムの器械です。 約40分近くの上映は 途中で居眠りしちゃいましたが 素敵な星空に感動しました。 やっぱりこういう所はカップルで行くのがロマンチックでいいわねえ~
終わってから表に出ると 小学生が「あかね空さ~ん」と叫びながら走ってきました 「どうしたの?」 「連れてきて貰ったの。今から見学するよ~」 見れば学童保育の先生がいました。 子どもたちを連れて来てくださったのね~ 「楽しんで来てね~」 と言って帰りました。
帰ったらこうです。 「ちょっと~何すんのよ~」 「なんだかな、怪しいから検査じゃよ」 「何も怪しいものなんかないわよ」 「おっ!これは何じゃ~?」 「ああ~そ、それは‥」 「何じゃと言うとる~」 「税金の督促状だよ~」 「あ、ああそうか‥おかんも大変じゃの~」 わ~た~しの~青空~♪
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