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2009/02/12
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暖かい朝でした。 雲の向こうから、柔らかい太陽が少しだけのぞいていました。
足元に目を移せば
去年の花たちが、雪の中で立ち枯れています。 春が来たら、また同じ場所で芽を出して 花を咲かせてくれることでしょう。
職場の横に広がる田んぼには 麦と大豆が交互に植えられています。
今日の暖かさで 夕方には 手前の日陰の部分を残して、すっかり雪がなくなっていました。 今年は暖冬で 滝が凍って出来るつららの太さで 毎年この時期に豊作を占う 岩手県花巻市石鳥谷にある たろし滝が 二年ぶりに凍らずに 測定不能だそうです。
こんなニュースを聞くと、あの平成5年の大冷害を思い出します。 我が家の田んぼは、亡くなったお舅さんの努力のおかげで なんとか平年並みの量を収穫できましたが 岩手県では翌年の種籾が確保できませんでした。 そこで 県が開発した「岩手34号」という種籾2トンが 二期作地帯である、沖縄の石垣島に運ばれました。 ここにその経緯が書かれています。
我が家の田んぼはずっと「あきたこまち」を作付けしていましたが 一昨年から「岩手68号」 どんぴしゃり を作っています。
いろんな偶然が幸いして 手をかけないのに毎年平年並みに収穫できるのは、すごいと思います。
でも毎年収穫までは心配です。 今年はどうかな…
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