カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は午前中美容院に行って髪を切りました。 ずいぶん頭が軽くなりましたよ~ 少し時間がかかったので遅いランチになりました。 今日のランチは、盛岡の高校の中にある Patata この高校ではジュースやジャムも作って販売しています。 日替わりランチの台湾風そぼろ丼です。 サラダとオニオンスープ、コーヒーがついて750円でした。 ひき肉の中にあるキューブ状のものは、たけのこです。 美味しかった~♪
帰りに高校生に混じって、パンを買いました。
そこから上の橋まで車を走らせて、中津川の川辺を散策しました。 今日の盛岡はうす曇りでしたから~写真も光が不足してうす曇りになりました。 これは、観光客用に作られた、中津川マップです。 今日歩いたのは、上の橋から与の字橋をちょっとすぎたところまでです。
タンポポも綿毛になって、あちこちに飛んでいました。 土手のところどころに、こんな階段があります。 とても急な階段なので、おっかなびっくり降りました。 県立中央病院の跡地の横の大銀杏の木です。 中央病院が移転するときに、この木も道路拡張で切られる運命だったそうですが 毎日この木を眺めていた入院患者さんたちの嘆願により 切られないで盛岡市の保存樹木となり、今も元気に葉を繁らせています。 川の中にある大きな石です。 そして盛岡市役所の裏手にさしかかりました。 ここにも大きな樹木があります。 川岸には雀がたくさんいて、せっせとエサを集めていました。
与の字橋のたもとには小さな美術館があります。 盛岡で生まれ育った深沢紅子の絵を展示している美術館です。 美術館の玄関にはプランターに植えられた忘れな草が咲いていました。 美術館の一階は喫茶コーナーになっていて 二階には、野の花の絵が展示されています。 絵の横には立原道造の詩 「夢みたものは…」 「ゆふすげびと」 「朝に」 が添えられていて、野の花とこの詩たちは なんてぴったりなんでしょう と思いました。 館内はもちろん撮影禁止でしたけど 三階の油絵のお部屋を見上げたら、こんなステキなものが見えたので こっそり撮影しちゃいました。 館長さんごめんなさい 忘れな草の明かり取りです。
野の花のお部屋の入り口に深沢紅子の言葉がありました。
野の花を描いて思うこと
植物のこと、なんにも知りません。 知ろうとするほど、知らないことに驚きます。 野の花が好き、と言っても 私のスケッチした花は、その何万分の一でしょう。 好きな人を描くように、数は少しでも 好きな花が描けた幸せを しみじみ感じています。
深沢紅子は裕福な家の一人娘として生まれ 幼い頃出会った先生から、絵を描く事を勧められます。 父親も絵が好きで、当時高価だった絵の具や道具を 東京から取り寄せてくれて、絵を描いたそうです。 東京の美大を卒業して 画家の深沢省三と結婚し、絵を描くだけでなく 美術教育にも力を入れた方々でした。
「美術館建設場所はふるさと(盛岡)を優先させてくださいな」
病床の紅子さんが、息子さんに頼んで下さったおかげで 我々盛岡市民は好きなときに、紅子さんの絵を見ることができます。
どうぞ盛岡においでの節は、ぜひこの小さな美術館も のぞいてみて下さい。
追記 深沢紅子野の花美術館は、同名の美術館が軽井沢にもあるそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|