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青の洞門から八面山に向かいました。 八面山は、その名の通りどこから見ても同じ形に見える山です。 この山の麓に、涅槃像がある神護寺があります。 子どもの頃祖母がよく 「八面山にお参りに行ってくる」 と言って出かけていたのをよく覚えています。 ここが入り口です。 立派な仁王さんが立っていました。 本堂はいいかな~それより涅槃像を見たい~ 参道の途中には、いろんな仏様たちがいました。 金ぴかのお不動さんや 孔雀に乗った仏さんなどなど… おっかない顔をした閻魔大王です。 なあなあ、閻魔さんがなぜ地獄の大王になれたんか知っとる? そんなん知らんわ 閻魔さんって、人間で初めて死んだ人らしいわ へえ~そうなん? 死んで誰もいない地獄に行ったからなあ~大王になれたんよ なんか変な話やねえ
こんな話をしながら、参道を登っていくと 涅槃像がありました~西日本一の大きさだそうですが 意外と小さいな~と思いました。 おしゃかさんが横になっている像は 死ぬときの姿と、ただ寝てるだけの姿があるそうやけど~ この足元にいる人たちは、みな泣いとるやないですか~ きっとおしゃかさんが死ぬときのお姿なんやろうね
さて、ここになぜ涅槃像があるのか 知りたくないですか~実は私もここへ来て初めて そのわけを知りました。 ここらは、神護寺も含めて平和公園なんですね 地図で見ると、色んな記念碑があるようです。 そしてこんな施設がありました。 太平洋戦争のさなか、アメリカの爆撃機B29に 日本軍の戦闘機が体当たりして、双方が八面山付近に墜落したそうです。 記念館の中には、亡くなった日本兵とアメリカ兵の遺影がありました。 涅槃像は、その亡くなった方々の冥福を祈って作られたのだそうです。 そんなことがあったとは全く知りませんでした。
この日は、お寺にも記念館にも人は誰もいなくて 静まり返っていました。 夏になると、蝉の声でうるさいんだろうな~ なんてことを、ぼ~っと考えたりしながら 八面山をあとにしました。
次は高崎山と海たまごです。
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