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私のふるさとは、国東(くにさき)半島の付け根です。 小さい頃からあちこちで目にする石仏や庚申塔に 慣れ親しんで育ちました。 豊後高田市田柴(たしぶ)という所に そういう石の文化財が集められた公園があります。 国東塔 宝篋印塔(ほうきょういんとう) 庚申塔その1 庚申塔その2 高さ30センチくらいの 不動明王です。 これは最近作られたものらしいのですが、確か昔は公衆電話だったような… ここから少し行ったところに 神社があります。 「ここの仁王さんがかっこいいよ」 と姉に教えられて見に行くと
たしかにかっこいい仁王さんたちです。 でもここは神社だよなあ~ そうか、昔は神も仏も一緒に暮らしていたんですよね~ お寺が壊されたのは、明治になってからでしたっけ 国東半島には、こういう風景の場所がけっこうあります。 神も仏も大切にしている場所なんです。
昔何かで読んだ話ですが 大分県の教育委員会の職員が、国東半島で石仏の調査をしていたら 通りかかった小学生の男の子からこう言われたそうです。 「おいさん(おじさん)何しよるんかえ? そん石仏は大事なもんじゃき あたったり(触ったり)動かしたりしたらいけんので~」 調査をしていた職員は その言葉を聞いて、涙が出るほど嬉しかった と書いてありました。 私が子どもの頃遊んだ近所の神社にも 立派な庚申塔がありました。
石造で大きなものは、国の重要文化財にもなっている があります。 次回の旅日記は、帰りに途中下車した東京駅です。
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