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国道108号線(宮古街道)を沿岸方面に向かっていき 区界というところまで来ると左手に、尖った山が見えて来ます。 兜明神岳(かぶとみょうじんだけ)です。 盛岡市内の小学5年生のほとんどが、毎年この山に登っています。 人が3人ほどしか立てない頂上から 子どもたちは、盛岡の方角を眺めるのでしょうね。
さて、この兜明神岳のふもとには 兜神社が鎮座しております。 国道沿いに立つ立派な鳥居です。 参道を進んでいきます。 神社が見えて来ました~右手にはトイレもあります。 兜神社です。 神社の左手には、兜明神岳の登山口?みたいな歩道がありました。 何だかひきこまれそうな道ですねえ… 拝殿です。 拝殿の後ろには、本殿がありました。 ちょっとかわいい そしてこれはご神木かなあ? 狛犬は、残念ながら奉納されていませんでした。 この神社に祀られている神さまは 品陀和気命(ほんだわけのみこと)つまり保食(うけもち)大神でした。 おお~ここにも女神様がおられたのか~と少し嬉しくなりました。
由来記によりますと 源為朝の三男として生まれた閉伊頼基は 鎌倉幕府の命により 下閉伊郡の地頭に任命され、根城村に館を造ります。 その後村に出城を造り 7人の臣下にそれぞれの村を統治させます。 頼基が63歳でこの世を去った後 7人の臣下は、根城館で殉死してともに世を去ります。 その後、7人は田代村他の地に祀られることとなり この地に兜大明神として祀られたのは 7人の臣下の一人近能佐七郎親良(こんのうさしちろうつかよし) なのだそうです。 彼の主君頼基は、釜石の尾崎神社の祭神となっています。
なかなか面白い話だと思いました。 実在の人物が死後に神となり、 神話の神とともにこの地を守っているのですね。 そしてご神体はきっと あの尖った兜のような岩山なのでしょう。 いつか登ってみたいと思っていましたが たぶん、もう無理でしょうね。
今日はまた鉈屋町に行きました。 昨日今日とイベントが開催されていて 人通りもけっこうありました。 大慈寺清水でお水を飲んで、町屋界隈をぶらぶらしました。 町屋のお休み処は、どこも混んでいて 出店の手作りアクセサリーとか 桜山のOOD(ウード)さんがケーキを売っていたので 紫芋のケーキを買いました。 同じ時間帯に、ブログ友のちゃげきさんが すぐそばにいたようなのですが 残念ながら会えませんでした。 鉈屋町の町屋の風景は、ちゃげきさんのブログで お楽しみ下さいませ。
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