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先日買って、面白く読んだ本です。
この本の中にある 浪打峠の交叉層 に心惹かれました。 交叉層とは地層が斜めに交叉する小規模な層のことです。 浪打峠の交叉層は、 およそ700万年前の地層でホタテ貝などが含まれ かつては海底や入り江だったそうです。 この浪打峠は とも呼ばれ、古い歌にも登場しています。 中でもっとも有名なのは、百人一首の 契りきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 浪越さじとは 清原元輔(42番) 『後拾遺集』
現代語訳では 約束したのにね、涙に濡れた着物の袖をお互いに絞りながら 末の松山を、波が越すことなんてあり得ないように 決して心変わりはしないと
百人一首のこの歌が大好きでした。 だから末の松山が近くにあることを知ってびっくりしました。 そこで先日、4号線を北上して末の松山を見に行きました。 ところが なぜかわかりませんが 立派な案内板があったにもかかわらず 交叉層にはたどり着けませんでした~しくしく そういえば 荒俣さんと高橋さんが、この地を訪れた時に 出発しようとしたら、高橋さんの車がエンジントラブルで 走行不能になったのだそうです。 しかも同行スタッフの電話も故障して通話不能に… 「土地の怨念か?」 むむむ… もしかして、その日は土地が私に来て欲しくなかったのかも… なんて思ったりしました。 大きな原因は、私の方向音痴に決まっているのですが…
また近いうちにリベンジしたいと思います。
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