テーマ:最近観た映画。(40134)
カテゴリ:映画
今日の夕方の岩手山です。 雨が上がって、西の空が少し赤く染まっていました。 今日と明日は休日です。 週明けに、職場でちょっとしたトラブルがあり かなり凹んでしまっていましたので この二日間は、良い心の休養になると思います。
さて、日曜日に娘と観た映画 久々に良い映画を観たなあ、という感想です。 これからご覧になる方のために、詳しい内容は伏せますが 観ている人たちが大笑いする場面が随所にあったことに 少し驚き、同じく大笑いさせていただいた私は とても嬉しくなりました。 そして、この映画が誕生したいきさつが とても興味深かったので、ちょっと紹介します。
子どもの頃、王と同じ吃音に悩んでいたイギリスの脚本家 デヴィット・サイドラーは、 親から子どもの頃吃音を克服したジョージ6世のスピーチを 良く聴かされていたのだそうです。 サイドラーは脚本家になってから ジョージ6世についての脚本を 書きたいという気持がずっとありました。 でもジョージ6世の妻であるエリザベス皇太后が 存命中には、脚本は書かないと約束したのだそうです。 え?誰と約束したの? ま、まさかエリザベス皇太后とですか~??? 皇太后が2002年に101歳で亡くなった年に サンドラーは自分がガンを患っていることを知ります。 闘病中に彼が書いた脚本は、舞台用でしたが その脚本が、彼がイメージした言語療法士役の オーストラリアに住むジェフリー・ラッシュの手に渡り ラッシュの要望で、映画用の脚本になったのだそうです。 映画は2010年に公開され、大ヒットしました。 サンドラーは、73歳にしてやっと 脚本家として花開いたというわけです。
う~~~ん、素敵な話です。 人生あきらめちゃいけないのね。 このブログを書いていたら、ちょっと元気になりました。
ジョージ6世役のコリン・ファースは、どこかで見た方だわ と思ったら 「真珠の耳飾りの少女」のフェルメールだった! あのときは長髪でワイルドな感じでしたが こんなに上品な役もやれるんですね~さすがイギリスの名優! ジェフリー・ラッシュも良い味出していました。 やっぱりイギリス映画は良いね~
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