あかね色の夕焼け空

盛岡も、やっとさくらの季節を迎えました。

先日の木曜日に、娘とさくら見物に出かけたときの写真です。

久しぶりにデジ一ちゃんも連れて行きました。

これはたしか、紫波の赤石神社の「南面のさくら」です。

南北朝時代のロマンスを娘に語ってやりました。

これは北上市の諏訪神社のさくらです。

諏訪神社には初めて訪れましたが、立派な社殿でしたね。

おみくじをひいたら、中吉でした。

なんだか私の今の気持ちにぴったりの内容でした。

願い事は叶うが先のことになるんだって（苦笑）

そして北上川沿いにさくらのトンネルが続く

展勝地です。

今年の提灯は入り口のここだけで、

あとは白い灯籠が並んでいました。

今までなかなか写真を撮らせてくれなかった娘が

「撮っても良いよ～」ですって！

大人になったのね～母は嬉しいわ

途中でゆかいな男の子に出会いました。

娘と二人で、しばしその子の遊びにつきあいました。

「子どもは良いねえ～無邪気で」

と言う娘の言葉に、つい笑ってしまいました。

古い幹に咲いていたさくらです。

北上川の流れを見ながら

「匂い優しい白百合の～濡れているよなあのひとみ～」

と口ずさんでいると

「あ～！その歌知ってる～なんて言う歌？」

と娘が聞きました。

「北上夜曲という歌だよ」と答えると

「ええ～！じゃ、じゃあ北上川の歌なの？すごいすごい」

と大騒ぎしました。

え？知らなかったのかい？

「作詞したのは菊池さんという人で作曲は、たしか安藤さんて言う人」

「え？お母さん、その人たちのことを知ってるの？」

「知り合いじゃないけど～菊池さんは学校の先生だったらしいよ」

「ふ～ん、すごいなあ」

などと話をしながら、車を走らせました。

車の中で、北上夜曲を合唱しました。

滝廉太郎の「花」も二部合唱してね。

ちょっと道に迷いましたけど（笑）

なんとか無事に家に帰り着きました。