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陸前高田市は、高田つながりで 私の生まれ故郷の街と姉妹都市になっています。 姉の話によると、震災後はトラックと人が 支援物資を積み込んで、大分からここまで来たのだそうです。 イベント会場に動く七夕のミニ版が展示されていました。 おそらく津波にのまれたであろう、学校の桜の木です。 この上まで波は押し寄せたようで、石段の手すりはもぎ取られていました。 でも、子どもたちは楽しそうにアイスを食べていました。 今日はとても良いお天気でしたから、大勢の人たちが 会場を訪れていました。 中学生の作品や 体育館に展示してあった高校生の力強い書たち 被災前の様子と、被災後の様子を撮影した写真も展示されていました。 私の友人の家は、このあたりにあり あの日友人は、 家族とともに波にのまれて亡くなってしまいました。
高田松原の松も、一本だけ残して みんな流されてしまいました。 松原があった場所は地盤沈下で 海になっていました。 この松を巡っては、色々なことがありましたが 今日はこんなイベントも。 松の木は、大日如来座像に生まれ変わるのだそうです。 私もノミを入れさせてもらいました。 削った木はお守り袋に入れてくれ、いただくことが出来ました。
色んな人たちが、色んなことを考えてくれているんだなあと思い 美しかった町並みや松原の写真を見ながら 涙が流れてしかたありませんでした。 去年の5月の松原の様子です。 街に残る建物です。 4階まで波が押し寄せたと言うことがわかります。
そして、貴重な貝の標本を展示していた 海と貝のミュージアムは、建物の形は残っていましたが 無残な姿になっていました。 救い出された貝の標本は、盛岡の県立博物館に運ばれ また元通りの綺麗な標本になりつつあるそうです。 去年ダンゴウオを探しにここを訪れたことを思い出します。
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