あかね色の夕焼け空

4月の最終土曜日に、北上まで行って来ました。

目的は、柳亭こみちさんの落語を聴きに行ったのですが…

偶然花魁道中があることを知り、さっそく商店街まで見に行きました。

この方、すごく綺麗でした。歩き方にも余裕があるなあと思ったら

今年で10年連続出場されている方だそうです。

花魁の前には、若い禿が歩きます。

まあ、履き物がすごくて若い衆の肩をかりなければ

とても歩けないと思います。

若い衆のお兄さんたちも、なかなか素敵でしたわよ。

花魁道中は、このあと展勝地の桜並木の下も歩くそうです。

古典落語に「紺屋高尾」というお話があります。

当代の花形だった花魁の高尾太夫が、

紺屋の職人のピュアな気持ちに惹かれ

年季が明け、晴れて夫婦になるという話なのですが

一昨年立川談春さんの「紺屋高尾」を初めて聴いて

なんて素敵な話なんでしょうと、感動し泣けました。

実はこのイベントは、10年続けて来たそうですが

とても費用がかかるそうで

今年で一応最終回なのだそうです。

ちょっと残念です。