古書ぐりぜら店主*akane*の毎日

実家に遊びに行ったら母が新しく本棚を買っていた。ガラスもはいってしっかりした造り。「リサイクルショップで買ったのよ。いくらと思う？」わざわざ聞くってことはすごく安いんだろうな。5000円まではしないかな～と思ったら、配送賃500円を入れても2000円弱。安っ！　このあいだ、数万円の本棚を買ってしまった私は、なんか無念である。

元々は、母の友達がよく利用していたらしく、今回その買い物についていって見つけたらしい。リサイクルショップといってもどれもきれいに掃除してあったそうで、母は整理ダンスが1万円だった、あれも買いたかったなんていっていた。

我が家の近くのリサイクルショップはどれもなんというか薄汚れた感じの店（失礼！）が多く、足を踏み入れたこともなかったけど、こういう掘り出し物があるとはまってしまいそう。今度実家に行く時は、ちょっと寄り道して私も見に行ってみようかな。

【今日の一冊】

『ねたあとに』（長嶋有）です。
この人のお父さん、たしか古道具屋さんだったと思う。リサイクルショップとはちょっと違うけど。この作品は新聞に連載されていて挿絵が高野文子だったので、友達と「毎日描くって大丈夫かね」と心配（？）してました。どうやら無事連載は終わったようでよかった。朝日新聞をとっている友達がいうには「なんか筋があるようなないような話」（だっけ？）だそうです。

＊おまけ＊

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母が買った本棚（イトーキでした）はリサイクルショップでも安かったそうです。どこに問題があるのか不思議でしたが、よく見ると妙なところにビスのあとが。どうやら元は低い幼児用の机か文机がついていたみたい。部品（？）がないってことで格安だったのかな。