Dear 茜
元結婚相手が再婚したそうです。そのことで、私の中ですごく大きな区切りがついた気がしています。後ろめたさからの解放。こんな日が来るのを私は待っていました。再婚を聞いて、私は嬉しかった。本当に嬉しかった。祝う気持ちで嬉しかったのか、もっと別のものかはわかりませんが…何かの糸が切れて、私は彼の前で泣きました。さみしかったのかな?どうなんだろう。なんとも言えない説明のつかない気持ちで泣いた私を、黙って泣かせてくれた彼がいた。そのことで、私は何かを許された気がしました。言葉にしなくても、受け止めてくれる人が私にはいる。もう私は、茜ではなくなりました。私の中に、もう茜はいません。だから、茜の日記はこれで終わりです。茜の名前で今後、日記を書くことはもう無いと思います。茜、よく頑張ったね。お疲れ様。これからは、私は私の名前で前を向いて歩いていくね。ありがとう、茜。忘れないよ。さようなら