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発売日:2010-11-24ブクログでレビューを見る? 御存じ直木賞受賞のベストセラー。 図書館でやっと順番が回ってきた。 大田区の中小企業が舞台、というので期待して読んだのだが、 良くも悪くも期待を裏切らない小説だなぁ、 というのが正直な感想。 ストーリーは王道なので、安心して読める。 1ページ目から最後のページまで、 こういう展開になるのだろう、という通りだし、 最近はやりの 「衝撃の結末!」 もないから、なおさら安心。 う~ん、でもなぁ。 これがこの作者の力量とはとても思えないのだが、 ほかの作品はどうなのだろう? 良くを言えばもう少し丁寧に書いてほしかったと思う。 特に、特許関連に関することは この作品の肝でもあるので、 そのあたりがあまりにサラッと流されてしまったので、 あれ?って感じ。 それから、従業員が二百名で売上百億に届こうかという企業で 資本金が三千万というのは リアリティがないと思う。 中小企業の定義にはあてはまるけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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