9月13日、
大阪にある阪急百貨店 本店が建替えの為
1階旧阪急梅田駅地上駅コンコース天井の
シャンデリアと壁画が取外された。
これは75年前(昭和5年)に出来た物で
日本の建築界で初めて文化勲章を受賞した
伊東忠太氏が製作だ。
(慶応3年生まれだよ!スゴイ)
実際に見ると
今の時代に同じものは
作れないんじゃないかと
思うぐらい本当に素晴らしいものである。
(現代の技術では製作可能だが、長い年月の重みは作れない)
取外し後の予定は未定だが
壁画は取り外した上で保管され、
新ビルにモニュメントとして
使われるという情報もあるそうだ。
こんなに素晴らしい物は
再度、どこかに使って欲しい。
簡単に新しい物にしないで欲しい。
この壁画やシャンデリアは
大阪の歴史を静かに見続けてきたのだから。
この場所に行くと
なぜか、懐かしい気持ちになった。
そんな建築物が現代に作った物で存在しているだろうか?
そんな思いを抱く関西の方は少なくないだろう。
この思いの詰まった思い出は
モニュメントとしてではなく
建築の一部として残して欲しいと思う。
素晴らしい、日本的な壁画
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この下の部分は
もう工事業者さんが
ツイタテ建ててるの~
見苦しいよ~。
この下のドアとか額縁も素敵なんですよ~(泣)