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【哀れなノミのお話し】
私が、昔 聞いた哀れなノミのお話しをノートを見ながらします。 このお話は、尾崎一雄氏の昆虫を書いた本の中に出て来るノミです。 かつては、この小さなノミに芸を教え、それを見せてお金をもらう 大道芸人がいたそうです。 *ノミの跳躍力というものは驚くべきもので、もし人間がノミと同じ 跳躍力で跳んだとすると、実に地球を十六回で一周してしまうことに なるそうです。スーパーマンの世界ですよネ! さて、そのノミに芸を仕込むための第一条件は、まず跳びすぎることを やめさせることにあります。 跳躍力を生かされては、一度でどっかに行ってしまい芸どころでは ありません。 跳ばないようにするには、どうすればよいでしょう? なぞなぞ みたいですネ!あなたなら どうしますか? ではでは、ノミを蓋付きの小さな容器に閉じ込めます。 その中で跳びあがらせるのです。ノミは思い切り跳びあがりますが、 天井に頭をぶっつけてしまいます。もう一度跳ばせ、また頭をぶっつける 頭はタンコブだらけ\(>o<;)/゛もう一度・・・という具合に何回となく 同じ動作を繰り返させているうちに、さすがの跳躍選手も、 「これは駄目だ。大きく跳ぶと頭をぶっつけて痛い思いをするだけだゾ」 と思ったかどうかわかりませんが、ともかく跳ぶのをやめてしまう そうです。┐(?_?)┌ そうしたのちに初めて芸を仕込むと、大道でお金が稼げるのみ芸人?が 出来上がるという・・・そうです。 よくそこまで根気よく仕込む人もいたものだと変な感心をさせられます が、私が感じたのはその点ではありません。 そのノミの姿の いじらしさ、いや悲しさ、哀れさについてです。 蓋を取られても飛びあがることをしないノミというのは、もはやノミ ではないといってイイでしょう。 本来の自分に立ち帰れば、いつでも昔の跳躍ができるのにかかわらず、 悪知恵の働く大道芸人のいうなりに跳ぶことをやめ、ひたすら悲しい 姿を人目にさらしながら一生を終わるのです。 自分の可能性を見失ったノミ、これはやはり悲しく哀れな存在でしょう。 このお話から何か気付きませんか?人間にもそういう現象があると・・・ 「こんなことは私にはできないことだ。」と自分で自分に枠をはめ込ん でしまっている人が意外と多いように思います。 中には、何もやってはいないのに、初めからそう思い込んでいる人・・・ そういう私も、ノミになっている時があり 改めてハッとしました。 パソコンなんて私出来ない・・・壊れたら どうしよう・・・! 自分でつくった枠を取りはらわなければいけない、自分の可能性に 挑戦する姿勢を忘れたとき、人間はそこで終わり・・・! いつまでも、「可能性を見つけ出しトライする人でありたい」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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