トゥルルルルルー　　トゥルルルルルー

安：「はい　安吉ですが・・・」

灯：「・・・・・・」

安：「もしもし？」

灯：「ひさしぶりでんなあ～　安吉はん」

安：「あのー　誰です？」

灯：「ああ　わしでっか　
　　　わしは　ミナミで金貸しやってます　灯屋ちゅーもんですわ。。。」

安：「俺　金なんか借りたことないし　
　　　灯屋なんて人も知りませ・・・　　　　灯屋？　灯屋社中の！」

灯：「おお　やっと　思い出してくれはりましたか　安吉はん」　 (￣ー￣)




安：「お久しぶりです　灯屋さん　すみません」

灯：「かましまへんで　安吉はん　一年ぶりでんなあ。。。」

安：「あのー　灯屋さん　竜二の兄貴なら　いませんよ
　　　いま　香織さんと亜美ちゃん連れて
　　　ハネムーンで　ワイハーですよ　ワイハー」
　
灯：「ああ　知ってま」

安：「じゃあ　何のようです」

灯：「わしが　用事があるっちゅうんは　竜タンとちごうて　安吉はんにですわ」

安：「へ？　俺に」

灯：「今年もやってもらいまっせ　特集・安吉の夜店・・・」

安：「いや今年はいいです・・・　シゲさんに　
　　　『キューピーすくい』の店を譲ってもらおうかと・・
　　　あれのほうが　女子高生にも大人気だし・・・」







薬：「おんどれ　ナメとったら　どつきまわすぞ！！　コラ！！
　　　灯屋の兄貴！！！
　　　いっぺん　こないなヤツは　絞めたらんとあきまへんで！！」　(｀◇´ﾒ)

安：「げっ　その声は　薬師さん」

灯：「ええでっか　安吉はん　
　　　あんさん　去年　うちの社中に入ってまんのんや」

安：「エッ　そんな憶えは・・・」

薬：「去年　おんどれ　入社中書にハンコ押したやないけ　ねえ　兄貴」　(｀Д´メ)

安：「え？　あれ？　あの書類」

灯：「そう　アレですわ　あんさん　入ってますのや　灯屋社中！」　(￣へ ￣ ）

安：「えー　そんなの。。。」

灯：「社中法　第二十条 　
　　　灯屋は　支配人を選任し　
　　　そのサイトにおいてその営業を行わせることができる。。。
　　　　　　　　　ちゃんと　法律で決まってまんのんや　安吉はん」　（￣ー+￣）

安：「法律って。。orz」

灯：「よろしいか　利子は十一　奈良漬ちゃまっせ
　　　もらうもんは　きっちり　もらいまっせ」

安：「あのー　もしもし　利子ってなんっすか～　」

灯：「ほな　頼みましたで・・・・」




薬：「あっ　灯屋くん　『ミナミの帝王』　はよ　返しにいかんと　延滞料つくで～」　

灯：「あ　ほんまや～」

薬：「いや～　灯屋くん　
　　　成り切ってたね　竹内力　なかなかやったよ」　d(￣◇￣)b

灯：「え～　ほんま～　照れるな～」　(*´σｰ｀)　

薬：「つぎ　ゆうき哲也の真似して～
　　　ぼく　竹井みどり　か　いしのようこ　やるから」

灯：「うん　こんど　やろやろ」


安：「もしもし　灯屋さん～　もしもし～」


灯：「よし返しに行くじょ～」　ε=ε=(o ￣ー￣)o
薬：「行くじょ～」　ε=ε=(o ￣０￣)o



安：「灯・・・屋・・さ・・・」



薬：「ワーイ　変態飛行　ブーーーーーン」ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε= ━(*^O^)━
灯：「ワーイ　変態飛行　ブーーーーーン」ε=ε=ε=ε=ε=ε= ━(*~▽~)━




安：「兄貴～」　ヽ(TдT)ノ



※安吉の夜店・２００６夏




おわり








去年からのつづきものだから　ヽ(´∇｀)ノ ﾜｰｲ　ﾜｰｲ

竜二と安吉







明治四十三年以来の伝統の味 せんば自由軒のカレー




こだわり「あんこ」とカリカリのうまい皮の絶妙なバランス