|
|
|
2006/08/15
カテゴリ：日々是光日
お国のために・・・ 遠い異国 海の上 お国のために・・・ あの人は 何を守って 死んでゆく・・・ ぼくは 国と争う裁判がある度にこう思う・・・ 国とは 一体 何なのだろう？・・・ 国の不条理を訴えて 国側の勝利で 悲しむ人がいる 愛国心を持って持つべきだと人はいう でも ぼくは何を愛すればいいのだろう 今 ぼくのいるこの島の 何処が 何が 国なのか 誰かが ある日 ぼくに言ったとする 「お国のために 死になさい」 ぼくにそういった口の根元が 国なのか？ かの九段の 社 戦争で死んだ人でなく お国のために死んだ人が 神となる 「靖国で会おう」 などといって 人が 死んでゆくこと自体が 本当は あってはならないはずなのに 多くの人が どうして 何のために 死ななければならなかったのか そんなことに 目をそらして 頭を下げて意味があるのか あの戦争の頃のこの島にあった お国と 今ある お国は同じものなのか ぼくには わからないけど ずっと 放り出したままの いろんなことをごちゃ混ぜにして 「英霊」を祀るなどという言葉で 何かをすり替えて済まそうしている気がする そして ぼくは ときどき思う あの時 命を散らした人たちが 今の 日本と日本人を見たら どう思うかと・・・ お国のために・・・ 遠い異国 海の上 お国のために・・・ あの人が 守った その国は 今 こんなに風になりました・・・ おわり お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[日々是光日] カテゴリの最新記事
|
|
