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2007/06/01
カテゴリ：てくてく。アル中日記。
●東塔３
２００７・５ 灯屋。。。日本仏教の山 比叡山に登る。。。  根本中堂から 西へ行くと 大講堂があります。。。 写真 撮るの忘れたｗ 大日如来を祀る お坊さんが学問修業するところ 大講堂には比叡山歴代の名僧や 比叡山で修業して 新しい宗派を開祖した歴代の僧侶の像が安置されてます そして壁には 油絵らしき肖像画も掲げてあります。。。 こういう方々です どうぞ。。  その大講堂の西側にある これは 戒壇院です お坊さんになるための戒律を授けるところですね。。 平安の頃は国の認めた 奈良東大寺・太宰府観世音寺・下野国薬師寺 のどれかで戒律を受けなければ 僧侶として認めてもらえなかったので 比叡山独自の戒律 「大乗円頓戒」 授けるのが 伝教大師最澄さんがご存命中に 叶えられなかった願いであります。。。 叶えられたのは この世を去った 一週間後。。。  えー その更に 西へ行くとあるのが 阿弥陀堂（手前）と法華総持院東塔(奥） 法華総持院東塔は 信長焼き討ちで焼け その４００年後に えっと 確か 佐川急便の佐川清さんが 再興したんだったけな。。。  ケーブル延暦寺駅から延暦寺へ行く途中から見た 法華総持院東塔の姿です。。。   更に西へ行くと 井戸があります 弁慶水。。。なんじゃ？ 本当の名前は 「千手水」 なんじゃ？ 観光地のみやげ物の看板にも見える。。。  更に 西へ向かうと 昔 比叡山のお化け屋敷があった 元 山上遊園へ行ってしまうので 北へ行くｗ ちなみに 山上遊園跡はこんなのに変わりました  そして 分かれ道から ドライブウェイの上に架かる橋をわたると 山王院です 案内板によると 法華鎮護山王院というのがフルネームらしいです 千手観音を祀るので 千手堂とか 千手院といわれるそうで。。 さっきの 井戸ですが。。。調べたら あそこから弁慶が千日間水をくんで ここ山王院（千手院）に参籠をしたというので あの井戸が「弁慶水」本当の名前は「千手水」ってことなのだ なるほどね。。。 で ここ山王院は 天台宗寺門派の開祖とされる 第５世天台座主 円珍さんが 唐から帰国してからのお住まいでして ここで入寂されたそうです。。。 そして それから １００年後。。。 第３世天台座主 円仁さんの 円仁系坊主派閥と 円珍系坊主派閥の間で紛争が起こり ここから円珍派は円珍さんの木像を背負って 大津の園城寺（三井寺）へ移住したそうです。。。 三井寺にある 有名な「弁慶の引きずり鐘」も この紛争の中で 三井寺に攻め入った弁慶が 引きずって比叡山に持ち帰ろうとした釣鐘です。。 まあ 己が仏性を見つめる坊さんでさえも 派閥争いをやるのですから 野心の塊の政治家さんならば いたしかたないですかね。。。  はてさて では 石段を降りて オイラ 浄土院へ向かう。。。 つづく  『NHK 比叡山 延暦寺(DVD)』  比叡山 延暦寺の声明～胎蔵界曼荼羅供  天台声明 金剛界曼荼羅供（こんごうかいまんとらく） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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